2014年 02月 11日 ( 1 )

<雑感:東京都知事選を終えて細川氏に思うこと>

さて、選挙が終わった今、、細川護煕氏を応援しようと決めてから、今日までに感じたことを大雑把に記しておきたい。

彼が立候補すると聞いてから、様々リサーチした。
彼を直接知っている人から、特に熊本での県議時代や知事時代、そして日本新党を立ち上げたこと、そして彼の人格などについても聞いた。
友人談「正義感は人一倍強い人で、また慈愛の精神も高い人です。決めたら絶対にやり通す信念もあります。地元経営者等の異業種交流会で、細川さんはを中央政界におくり日本政治を国民の手にということで日本新党を立ち上げ、そしてそこから改革を行う予定が当時の老練な自民党に潰されてしまいました。
また、奥さんの佳代子さんはスペシャルオリンピックスを日本に持ってきた人です。知的障がい者に対する力いっぱいの活動は日本全国に広がっています。」

わたし達は奥様には直接あったことがあるし、細川氏の「森の長城プロジェクト」のことも知っていた。

「瓦礫を活かす森の長城プロジェクト」を応援する市民ネットワーク
http://morinochojo.jimdo.com/

そして、この人を応援しようと決めた最も大きなポイントは「陶芸家インタビュー」の彼の言葉から、自分にとても肌が合う人だと直感した。
「千利休は天才プロディーサーだが、私はもっと自然体で生きたい」と言う。
アーティストに政治をやらせてみたい。

<陶芸家インタビュー 細川護煕さん>
http://www.yufuku.net/yakimono/monthly/interview/interv025.html

そして、出馬決意表明の内容は、本当に我が意を得たりというほど、自分の考えている未来像に合致していた。

<細川護煕元首相 東京都知事選挙出馬会見 2014年01月22日>
http://okos.biz/politics/hosokawamorihiro20140122/#OTyqtVu.twitter_tweet_count_no_m

ただ最も懸念されていたのは小泉氏の事だった。
やはり、選挙期間中、様々な憶測が飛んだ。
また「国家戦略特区」に対して、細川陣営は明確な説明がなかなか出来ないでいた。
私は細川氏が新自由主義経済を認めているなどとは少しも思わなかった。
その理由は、彼の嘗ての政治活動が、むしろそのような経済優先、弱者切り捨てとは真っ向から対立する理念を持ち続けてきたからだ。
そしてインタビューでも「脱成長」「強欲資本主義からの脱却」という言葉はそれなりにリアリティーがあった。

日刊ゲンダイ|細川都知事候補直撃(上)「乱心しなければ安倍止められない」
http://gendai.net/articles/view/news/147618 @nikkan_gendaiさんから

日刊ゲンダイ|細川都知事候補直撃(下)「強欲資本主義では国が滅亡する」
http://gendai.net/articles/view/news/147619 @nikkan_gendaiさんから

しかし「脱成長」とか「強欲資本主義から脱却」などと言うなと選対に言われたと、どこかで漏らしていた。
アベノミクス幻想が未だ剥げ落ちていない時に、選挙戦略的に「脱成長」などと言ってくれるなというのが選対の要望だったのだろう。
つまりは、細川陣営そのものが選挙に対して明確な意思統一と態度表明ができていないことを伺わせた。
そんなこともあって細川氏は持論を展開しきれない状態の中にいたと思う。
選対内部は寄せ集めのメンバーで錯綜していることが伺われた。
それに思いの外ディベートが下手なことも露呈した。
まあ、基本、ボクトツとした人なんだよね。

私は今でも細川護煕氏が政治の場で活躍してほしいと願っている。
(それはとても大変で、茶碗や日本画の世界に戻ってもいいと、どこかで思うところもあるけど、、、私だって音楽の世界に戻りたい、、、www)
もしこれからも戦い続けるのであるなら、やはりたくさんやらねばならないことがある。
細川氏が持っているビジョン、脱原発なり脱成長なりの、より具体的な、人を納得させることが出来る言葉やビジョンを打ち出せるかどうか。
本人の勉強も必要だけど、ひとりの人間が完璧なビジョンを提示するのは難しいはずだから、それぞれに自分のビジョンにあう有識人のグループを作るべきだ。
細川氏も当選したら「エネルギー戦略会議」を設けると言っていた。

それに経済政策会議も立ち上げてやるべきなのだ。
本人も言っているように「脱成長」は未踏の地だ。
いまだ脱成長に関する具体的なビジョンを、ネガティブなイメージ無しで、充分説明できる人はいない。

それと自分のビジョンを十分理解している選挙対策事務所が必要だ。
彼のビジョンを十分理解し、意志を同じくする選対メンバーの結束が必要だ。
そしてメディアから遠ざかって久しく、若い人たちの知名度は低い。
メディアを使うなりの広報戦略も必要になる。

有権者1000万人に届く、脱原発後のエネルギー政策、そしてこれからの時代に則した政治理念をどう打ち出し、どう展開することが出来るか。
この17日間の戦いの労を称えるとともに、今後の展開を期待したい。
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by wtwong | 2014-02-11 20:25 | essay