2017年 03月 08日 ( 1 )

パパさんのホーム生活
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 私達家族は、父親の変容ぶりに、嬉しい驚きでいっぱいだ。「もう、悲しいこと、悪いことは思い出したくない。楽しい思い出、楽しい人との出会い。ここは天国です。良くここを見つけてくれました。」今までネガティブなことしか言わない人が、そんなことを言うようになった。人はどんなに年をとっても変わることが出来る。

 昨年11月下旬に転倒大腿骨骨折をし、二ヶ月以上入院をしていたけど、退院を契機に老人ホームに移り住んだ。父と私で話し合って決めたことだった。退院に近づくにつれ不安でいっぱいになっていた。あれから一ヶ月以上経った。揺らぎもいろいろあったけど、今はホームのスタッフやほかの入居者とも仲良くなって。毎日が楽しそうだ。退職して以来、人と会うことを嫌がっていた父が、スタッフや同居人とお話するのが楽しそうだ。

 病院にいた頃は「生きている意味はありません。早く死なしてください。」と老人鬱状態が続いた。なんとか励ましながら、リハビリを続けていたけど、病院に馴染んだ頃、退院を迫られた。ホームに入居してからも不安定な毎日だったけど、今は健康を取り戻し、生き甲斐すら見出している。起きたり、寝たりすること、お食事や、お三時、お食事の前の体操や、週二回の入浴。ちょっとしたアクティビティ、そんな些細な事が喜びとして感じられているようだ。

 父はやはりラッキーだ。ホームに入居できたんだから。年金のない父の貯金だと、あと2年ぐらいしか居られない。まあ、其の時になったら家族で考えよう。彼の人生の殆どは仕事だった。今はすべてを手放し、ホームに流れる瞑想的な時間の中で、Rest of Lifeを楽しんで欲しい。私達家族は病院に入院して以来、日参してきたけど、ホームも家の近くなので、行かないわけにはいかなさそうだ、、、、ふ〜む、、、
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by wtwong | 2017-03-08 03:06 | essay