2017年 11月 05日 ( 1 )

<いわき市立美術館&アリオス「新しい幸福へ」ワークショップ>
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 2017年11月3日、4日の二日間、いわき市立美術館とアリオスの連携主催によるワークショップが行われました。
タイトルは「新しい幸福へ 音楽・絵・ボディをとおして自分に出会う」
講師はカラーセラピストの末永蒼生さん、江崎泰子さん、そしてwong美枝子さんと私です。
その他にサポートとして色彩学校の馬目佳代子さん、仙台から佐藤さんが駆けつけてくれました。

 参加者は10名ほどの少人数になりました。
広報が遅かったり、文化の日の二日間であったりで、それに内容が不透明(汗)だったから、、、
でも少人数なったおかげで濃密な内容になりました。

11月3日

 最初は講師の自己紹介、そして参加者の自己紹介。
自己紹介でとっても温かい雰囲気でいっぱいになっちゃって、
思いついて予定外に一曲演奏しちゃいました。

 そして美枝子さんのムーブメント。
体をほぐし、その場に馴染んでいきます。

 そして末永さんによる「ベルエポックぬり絵を楽しむ」
ロートレックやモネなど、世紀末の画家たちの作品をベースに、ぬり絵をそれぞれおもいおもいの色彩で描いていきます。
これが実に楽しく、それぞれの色彩に、それぞれの思いが現れる、これだけでセラピーになっていきます。

昼食後、、、、

 末永蒼生さんのレクチャー「ベルエポックの時代と画家たち」
ロートレックやドガなど、当時の画家たちの作品と魂のあり方を丹念に掘り起こしていく、とっても興味深い内容。

 江崎泰子さんのレクチャー「ベルエポックとジャポニズム」
当時の画家たちが北斎など、浮世絵にどんなに影響されているかを紹介していきます。
当時の日本の文化は、ヨーロッパの画家たちの憧れだったのです。

 ウォン美枝子さんのレクチャー「ダンスシーンに見るベルエポック」
イサドラ・ダンカンやロイ・フラー、当時注目されていた二人のダンサーを通して、ダンスの醍醐味を語ります。
そして実演!!
勢いに乗って、参加者全員で、ヒラヒラした紙を使って、天女舞のワーク!!
ピアノの伴奏で、みなさん気持ちよさそうに踊っておりました。

 そしてウォンのレクチャーもどき「ベルエポックと音楽」
エリック・サティを中心に当時の音楽の雰囲気、画家たちとの交流をお話ししました。
サティの独白的な文章を取り上げ、彼の生きづらさに触れたりもしました。
そして講師四人によるフリートーク、盛り上がりました〜〜
ウォンのピアノ演奏 サティやドビュッシー、オリジナルを演奏、、、

休憩を挟んで

 「私のベルエポック」表現
参加者一人一人の人生の中で、ベルエポックの時代はいつだろう?
その感覚を色彩で表現してもらいました。
みなさん創作意欲が湧いたのか、とっても熱心に描いていました。
そしてシェアリング、、、
末永さんを彼らの作品を読み解いて行きます。

 そしてそして、最後は、ベルエポック時代に流行った「カンカン踊り」
美枝子さんが夜なべして作った紙製のスカートを履いて、踊りまくりました。
私は「天国と地獄」を演奏する羽目に、、、(汗)
そして記念撮影をして、その日は終了

11月4日

 午前中はワークショップ「親子イメージ遊び《音・色・からだ》」
総勢50人ぐらいの親子が参加してくれました。
テーマは「ファミリー・オリジナル・フラッグを作る」
馬目佳代子さんがインストラクターとして進行します。
それぞれの家庭を象徴する旗を、家族で作ります。

 そして作品発表、末永さんがそれぞれフラッグの家族の意味を解読し、評価していきます、
そして美枝子さんのリードで旗を持って行進します。
そして冒険の旅へ、、、
小川になったり、風になったり、最後はゴジラになったり、、、(汗)
盛り上がりました〜〜

午後は、昨日のつづきのワーク、、、

 人数は7人、講師4人、濃密なワークです。
昨日のワークが良かったので、中学1年生の息子さんを連れて来られる方もいらっしゃいました。
まず昨日のシェアリング、みなさんすごくいい体験されたようです。

 美枝子さんのムーブメント、
そのまま呼吸法、あくびワーク、ため息ワーク、
そのまま発声して、歩き回ったり、ハグしながら発声したり、いろんなことが起こります。
ハグしながら発声し、お互いに振動を感じあうワークです。

 そして、呼吸法を使って「誕生、人生、死」を象徴するダンスワーク
ピアノが人生ダンスに寄り添います。

休憩を挟んで

 末永蒼生さんのレクチャーは「画家にみる幸福論、ニキ・ド・サンファル」について語りました。
ニキは射撃画家と異名が付いていますが、子供の頃、父親から受けた性虐待を克服するために、情念のほとばしりを、キャンバスにライフルを向けることで、自分自身を癒しました。
絵画表現がセラピーに結びついていくことにが、どういうことなのか、丁寧に掘り下げて行きます。

 それに絡めて、ジョン・レノンがアーサ・ヤノフの原初療法に巡り合って「マザー」というLPが作られたことに触れて行きます。
「表現とセラピー」は大きなテーマです。

 そして最後は「私の幸せのポスターを作ろう」
一人一人おもいおもいの自己アピールを作品にして行きます。
私は、先日亡くなられたゴスペルシンガー亀渕友香さんと最後に交わした言葉「Keep on Music」をテーマに、ピアノの周りを棟方志功の天女たちが舞う絵を描きたかったのですが、、、、(汗)
そして全員でシェアリング、、、、

 二日間、すごく充実した、内容盛りだくさんのワークショップになりました。
これも四人の講師だけでなく、いわき市立美術館と会場のアリオスのスタッフたちの下支えがあって可能になりました。
心から感謝です。
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by wtwong | 2017-11-05 22:07 | essay