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チャリティーコンサート「新たなる祈りのトポス(場)」

3月11日、私たちはかつてない大地震、大津波を体験し、
しかも今も予断が許さない原発事故を体験しつつあります。
あの日から20日間が経とうとしているのに、
なにか濁った澱みが心の底に溜まったような、
重い気持ちを拭えないでいます。
喪失の哀しみ、放射能汚染の恐怖、先行きへの不安、
何も出来ない無力感、罪悪感、、、、

それでも私たち人間は未来に対する眼差しを
失ったわけではありません。
私たちは悲しみと痛みを超えて、
次なる世界への歩みを歩もうとしています。
私たちは「今できること、今しかできないこと、
今だからできること」

をやろうと決意する、その時を迎えました。

当初、このコンサートはリビアや北アフリカの難民への支援が目的でした。
http://wtwong.exblog.jp/15630450/
震災後、計画停電などを考慮し、開催を一度は断念しました。
しかし昨日、会館側から開催できることを知らされた時、
やはりこのコンサートはやるべきなんだと、
モチベーションがさらに高まってしまったのです。

そして、このコンサートが新たな意味を持ち始めました。
それは、亡くなられた方たちへの慰霊、
被災された方たちへの援助、
そして新しい世界への眼差し、、、


ほとんど期日がない中、
どれだけの広報が出来るかわかりませんが、
それでもやろうと決意しました。
是非、沢山の方にお声を掛けてくださるよう
心からお願いします。

ウォンウィンツァン
(きっと素敵なコンサートになる、
そんな予感でいっぱいの夜に、、、)
2011/03/30

三鷹市芸術文化センター「風のホール」
http://mitaka.jpn.org/geibun/parking.shtml
4月6日(水)午後7時開演(6時30分開場)

出演:ウォンウィンツァン(ピアノ) ウォン美枝子(朗読)
客演:鈴木重子(歌) 田口ランディ(朗読)
舞台監督:中小路太志
協力:YUI WORKS / MINFAPLAN
制作:SATOWA MUSIC 石井明子 Bell ウォン美音志

入場無料(予約不要)
義援金は特定非営利活動法人テラ・ルネッサンス(代表・鬼丸昌也)を通じて被災地の支援活動をしているNPOやNGOに送られます。
http://www.terra-r.jp/site/tomotsuna/

主催:SATOWA MUSIC
問い合わせ:03-3950-8634
http://www.satowa-music.com/
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by wtwong | 2011-03-30 09:12
<自らに課すること>

http://www.ustream.tv/channel/サトワより祈りを込めて

3月11日以来、何かが変わった。
あるいは、変わらねばならない、と思った。
そのことに思い至ったのは、3月11日ではなく、数日経った16日だった。
11日から16日の間、不安や恐怖、緊張や無力感で自分を失っていた。
直接被災したわけでもないのに、私たちはみな胸をつくような痛みに耐えかねていた。
テレビやインターネットから押し寄せてくる情報や風評は、私たちを飲み込んで、いいしれない重い澱みで胸をつまらせていた。

澱みにまみれた情けない自分に耐えかねたのだろうか、それとも、追い詰められて開き直ったのだろうか、私はあることを課すことを決めた。
人はなぜ自分に課すのだろう。
いったい人は自分に何を課すのだろう。
なんの理由もなく、
人は自分に課することが出来るのだろうか。
しかし、何かを自分に課することを決めるには、3/11は充分すぎる激しさと重みを持っていた。

3月16日、私は演奏を始めた。
毎晩、サトワスタジオでコンサートをし、それをインターネット上で公開しはじめた。
一人で、あるいは息子や友人たちと一緒に、
それは始められた。
16日から始めたustream配信は、今夜で9夜目になる。
家族やスタッフや友人たちの協力を得て、自宅コンサートの配信を続けている。

当初は、被災地に出向いて、被災者に音楽を届けたい、という想いがあった。
しかしそれは私の身勝手な押し付けに過ぎない。
彼らが必要としているのは救助であり、救援であり、治療であり、飢え死にしないことであり、凍死しないこと。
彼らの今は、生き抜くための、とても現実的なひとつ一つに直面している。
少なくとも現時点では音楽ではない。
切迫した惨状に、音楽はあまりに無力だ。

音楽は無力だ。
それでも私が出来ることは演奏することしか無い。
それしか出来ないのだ。
被災された方に、愛するものを失った人に、私ごときが一体何ができよう。
私は何よりも被災者ではない。
被災しなかった幸運に、私は咎められている。
そして贖罪として、演奏することを自分に課した。
きっと被災地に届かないだろう、無力な音楽を演奏し続けること、、、、
それを課することによって、
許しを乞うているのかもしれない、、、、

いつまで続けられるか判らない。
先のことは考えられない。
今出来ること、今しか出来ないこと、今だからこそ出来ることを、やろうと思う。

ウォンウィンツァン
2011/03/24

毎晩、午後8時30分ぐらいから11頃まで、
ustreamによるインターネット配信で、
自宅ライブコンサート
<satowa ust live-サトワより祈りを込めて>
を公開しています。

http://www.ustream.tv/channel/サトワより祈りを込めて
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by wtwong | 2011-03-24 17:18 | essay
<satowa ustream live with Shigeko 2nd night 2011/03/23>
ustreamによるインターネットライブコンサートを3月16日から始めて、今夜で8回目になります。
昨夜は鈴木重子さんをお招きして、素晴らしいひと時だったのですが、回線の不調のため、途中で何度か中断してしまいました。
よって、今夜、再挑戦することになりました。

昨夜のアーカイブをプレイバックして聴いたら、その素晴らしさに心が震えるほどです。
重子さんとは10年ぐらい一緒に演奏させていただいているけど、私が彼女の歌で一番好きなところが引き出されていると思ったのです。
すばらしいです。

ustreamによるライブコンサートは、震災以降、私が音楽家としてやれること、今しかやれないこと、今だからこそやりたいこと、として始めました。
大地震、大津波、そして原発事故、このような度重なる未曽有の困難は、私たち被災を直接体験しなかった人々にも、大きな影響を与えて、皆が強い心の痛みを抱えたと思う。
そして、皆が、どんなに小さなことでも、自分に出来ることをやろうと思い立ったと思う。
そのような動きは、大きなうねりになって、日本そのものを再構築する勢いになるかもしれない。
心ひそかに、そのことを期待せざるをえないのです。

今夜も鈴木重子さんとコラボレーションの続きをします。
夜の8時45分ぐらいから11時ぐらいまで、つらつらと演奏します。
是非、聴いてください。
http://www.ustream.tv/user/SATOWA/shows
http://www.ustream.tv/channel/サトワより祈りを込めて
ウォンウィンツァン
2011/03/23
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by wtwong | 2011-03-23 13:44 | essay
<satowa ust live with 鈴木重子>

さて3月16日から始まった「satowa ust liveーサトワより祈りを込めて」も今夜で7夜目になります。
ustライブは、今回の東北地方太平洋沿岸の大地震、大津波による震災、そして福島原発事故を受けて、私たち「サトワミュージック」が今現在、出来うることとして始めました。
ライブ配信を始めてから3日目に書き上げた、自分なりの想いをお読みいただければ幸いです。
http://wtwong.exblog.jp/15678879/

そのような想いで毎晩続けているライブ配信ですが、聴いてくださる方も徐々に増え、昨夜は170人ぐらいの方が耳を寄せてくれました。
嬉しいことです。
聴いてくださる方が一人でも居る限り、続けたいと思っています。

さて、そのような「サトワミュージック」の活動を、シンガーの鈴木重子さんが賛同くださり、自分も参加したいというお申し出を受けました。
鈴木重子さんは、実はとっても癒し系というか、ゆったりとした歌声の中にも、芯の強いメッセージを秘めた、すばらしい魂の歌い手です。

今夜、鈴木重子さんを「サトワスタジオ」にお迎えして、彼女の歌声を、もし可能なら被災された方たちに届けたい。
勿論、被災地はインターネット・インフラが復旧していないでしょうが、いつかきっと届くことと祈りながら、今夜も是非皆さんに聴いていただきたく思っています。
是非お聴きください。
http://www.ustream.tv/user/SATOWA/shows

(放送開始は8時半頃です)
(内容等は未定です)

ウォンウィンツァン
2011/03/22
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by wtwong | 2011-03-22 15:14 | essay
http://www.ustream.tv/channel/サトワより祈りを込めて
http://www.ustream.tv/user/SATOWA
二日前から、息子の美音志くんと私は、自宅のスタジオからustによるライブを始めました。
居ても立ってもいられないからです。
あれから一週間、まだまだ沢山の方が被災地で苦しい、辛い、苦難の日々を過ごしています。
電気やインターネットが復旧していないところに、ustが届くとは思いにくい。
それでも、いま、私たちに出来ることは演奏しかありません。
美音志くんや美枝子さんやスタッフの応援を得て、これから毎晩、演奏しようと思っています。

執拗に報道される災害の映像を見続けていたら、ふと気がつくと重い澱のようなものが心にたまり、どうにも抑鬱的になって、どんなことでも不安と否定性でナイーブになっている自分に気づきました。
今、現実に被災地で苦難の中にいる人々のことを考えると、そんな気分に甘えている訳には居られません。
演奏することは自分自身を癒すことでもあります。

私の奥さんの美枝子さんは、被害がひどかった気仙沼と南三陸町に挟まれた、本吉町の出身です。
一週間が過ぎ、ようやく安否の便りが少しづつ届いていますが、喜んだり悲しんだり、、、です。
美枝子さんの友人の便りには「慰霊をしなくちゃね、、」とありました。
私たちの演奏が無念の最後を遂げた沢山の方々に届くことを祈っています

今回の未曾有の大地震、大津波、そして原発事故を、絶対に乗り越えていけると、私は信じて疑いません。
そして新しい、安心できて、精神的に豊かで、人との繋がりを感じ、生きていることを十全に感じながら、それぞれの生きがいを生きている、そんな時代の到来を感じています。
そんな大変革の時代の只中に生きていることに、震えるほどの手応えを感じて、ある種の感動とでも言うものを毎日感じています。

是非私たちのustライブを、多くの方にご覧頂きたいと思っています。
聴くのもよし、寝るのもよし、歌ったり踊ったりでもいいし、瞑想やヨーガをするのもいいかもしれません。
ご家族やお二人、あるいはお一人で聴いてください。
それぞれの一番良い聴き方で聴いてください。

毎晩8時半頃から休憩を含めながら2〜3時間演奏します。
(事情によってはライブがないときもあります)

ピアノ:ウォンウィンツァン
ギター、エンジニア:ウォン美音志
http://www.ustream.tv/channel/サトワより祈りを込めて
http://www.ustream.tv/user/SATOWA
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by wtwong | 2011-03-18 18:31 | essay
チャリティー・コンサート『祈りのトポス(場)』
今、リビアや、北アフリカに起きている内戦や民主革命運動に、想いを馳せるコンサートです。

4月6日(水)午後7時 開演 (6時30分 開場)
三鷹市芸術文化センター「風のホール」
http://mitaka.jpn.org/geibun/wind.shtml

出演:ウォンウィンツァン(ピアノ) ウォン美枝子(朗読)
客演:鈴木重子(歌) 田口ランディ(朗読)
舞台監督:中小路太志
協力:YUI WORKS / MINFAPLAN
制作:SATOWA MUSIC 石井明子 Bell ウォン美音志

入場無料(予約不要)
義援金は特定非営利活動法人テラ・ルネッサンス(代表・鬼丸昌也)を通じて被災地の支援活動をしているNPOやNGOに送られます。
http://www.terra-r.jp/site/tomotsuna/

主催:SATOWA MUSIC
問い合わせ:03-3950-8634
http://www.satowa-music.com/
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人が行動を起こすとき、様々理由はあるのだろうけど、今回のコンサートに関して言えば「とても、いたたまれなくなって、ジッと出来なくなったから、自己満足と、セルフヒーリングのために、行動してみる」と言う以外にない。

いたたまれない気持ちになったのは今回だけではない。イラク、アフガン、911、天安門、、、
遡って思い起こすと安保闘争や東大紛争もそうだった。テレビに映し出される学生たちと機動隊との乱闘映像を見ながら、うろたえ、戦慄し、戸惑い、怯え、そして暗くうち沈んでいた。そして隠れるようにジッとしていた。

私は戦争や暴力に対して過剰に反応する傾向がある。過剰に反応するのは、多分、そこに私自身の心の問題が潜んでいるからだろう。しかし今、子供の頃の体験や、学校での体験に、その原因を求めていても仕方がない。そんな事はもうどうでもいい。

今、北アフリカで起きていることは、歴史的必然なのだ。世界の歴史の全体の流れを承知している人には、中東で起きている内戦や革命運動は起こるべきことが起こっている、と判るのだろう。だから私はもう戦争を止めろとは言わない。殺し合いによって決着をつけようとすることが、どんなに愚かに見えようとも、現場にいない私達にいったい何が言えるだろうか。

私達が出来ることは、許されていることは、ただただそれを見守るということ。「祈り」というものに何らかの効用があるかどうか、私には判らないし、そんな事はどうでもいいような気がする。「祈り」と言う言葉を安易に使うことも好きじゃない。でも、私たちに残された手立ては、多分もう「祈る」ということ以外にないのかもしれない。

声高に平和運動する気にはなれない。プラカードを掲げ、シュプレヒコールを叫びながらデモに参加する気にもなれない。マスメディアや報道に取り上げてもらいたいとも思わない。そのやり方を選択した人はそれをすればいいと思う。でも私には私のやり方があるのだろう。それは想いに共感したものが集まって、静かに「祈る」ということ、、、

私は本当に幸運な人間だと思う。私には音楽があるから、演奏することは瞑想であり「祈り」であるから。音楽は私を癒し、そしてそこにいる人々にも何かを届けてくれるかもしれない、私の音楽に少しでも力があるなら、、、、そして、そんな私の自己満足のために友人たちが助けてくれるだろうと思う。

「風のホール」はピアノも響きも大好きなホールだ。今まで交通の便があまりよくないので、コンサートに使うことはなかったが、「光の華」のストリングスの録音はここで行われた。参加費は無料だが、皆さんに寄付をお願いしたい。得られた寄付金は全額UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)とICRC(赤十字国際委員会)に送られる。

いちミュージシャンの自己満足に付き合ってくださる方、是非、聴きに来て欲しい。そして一緒に「祈りの場」に居て欲しい。

ウォンウィンツァン
2011/03/05
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by wtwong | 2011-03-08 21:23 | essay