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昨年3月16日から5月上旬までに行われたustream配信「サトワより祈りを込めて」の中から即興演奏の8タイトルをダウンロード販売することになりました。

http://www.satowa-music.com/dl/dl-ust-01.html

震災と原発事故は日本に住む誰もが避けることができない大きな影響を、有形無形に受けました。
それらの影響が私の音楽にどのような作用してたのか未だ解らないのですが「あの時に演奏した」それだけでも私には大きな意味があるように思われます。
今回、その時の記録をダウンロード販売することにしました。
あの時間と空間を共有した皆さんに、もう一度聴いていただきたく思っています。

また漸次、他の演奏も販売していこうと思っています。
なお、収益の一部を被災地に送らせて頂くことになりました。
よろしくお願いします。

ウォンウィンツァン
2012/01/20
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「サトワより祈りを込めて」DL販売について

3月11日の大地震、大津波、そして原発事故によって、日本は途方も無い危機に襲われた。
被災された方たちや避難された方たちが直面した困難は、どんなにか熾烈であったことか、想像を絶する。
直接被害のなかった東京に住んでいる私たちも言い知れぬ恐怖と無力感を感じながら、なにか追い詰められて息が出来なくなっていた。
日々増えていく亡くなられた方や行方不明者の数、繰り返される津波に飲み込まれる街々の映像、そして悪化し続ける原発事故のニュースを食い入るように見続けながら、でもどうすることも出来ない無力感の中で、打ちひしがれていた。
なんとか今の窮状を乗り越えるために、自分が出来ることをせねばと誰もが強く考えていたと思う。

私は直情的に被災地に飛んでいって演奏したいと考えたりしたが、それは無謀だったし、かえって現地に迷惑な話だったであろう。
そんな時、息子の提案もあり、インターネットによる音楽の配信を思いついた。
現地は全てのインフラが途絶えていたし、配信が届くとは思えない状況だった。
しかし何もやらないでジッとしているよりは、何らかのアクションを起こしたい、音楽家として今やれることを、という想いが勝った。
そして始まったのが「サトワより祈りを込めて」というustreamによる音楽配信だった。
息子やゲストを迎え、スタッフや家族に支えられて、約二ヶ月の間になんとか35回のライブ配信をすることが出来た。
その期間中、チャリティー・コンサートを企画したり、現地に行ったり、色々こなしながらも、よく続いたと思う。
ある意味、憑かれたようになっていたのだろう。
気がつくと5月上旬になり、心身ともに疲弊しきり、途絶えるように演奏を止めた。

その間、多くのリスナーから応援を頂き、どんなに勇気づけられたかわからない。
沢山のコメントいただき、本当に嬉しかった。
そして、リスナーやゲストやスタッフに支えられたことも確かだが、なんというか、目には見えない力に支えられていたことも強く感じていた。
311の危機によって追い詰められた日本に対して、日本に住んでいる私たちだけでなく、世界の人々の「祈り」が高まったと私は感じた。
集合的無意識(CGユング)と言う言葉があるが、あの時ほど世界の「祈りの想い」が集合意識となって高まった時期はなかったのではないだろうか。
目には見えない「祈りの場(トポス)」とでも言うものが私だけでなく日本を支えていたと感じたのは私だけではなかったと思う。

其の様な「祈りの場」が私を支え、また聴いてくださった方たちも同じような特別な思いを持って「サトワより祈りを込めて」を支えてくれていた。
それが私に力を与えてくれたのだと、ある感慨を持って振り返ることが出来る。
そう思うとき、自ずと感謝の気持ちが湧いてくる。
「サトワより祈りを込めて」がどれだけ被災地に届いたかわからないが、力の限りを尽くしたということでは自分に対してOKを出してあげられると思う。
この場を借りて感謝の気持ちを送ります。

さて、35回のインターネットでのustream配信は同時にデジタル・データで録音もされていた。
今回その中から幾つかのオーディオ・コンテンツをダウンロード販売することにしました。
素のデータに残響を加えただけという、最もシンプルな処理になった。
CDクオリティー(wav. 44.1k 16bit)なので容量も300MBから500MBぐらいまである。
なのでダウンロードに時間がかかると思う。

私の音楽人生の中でもこれだけ連続して演奏した経験は初めてであり、音楽家としてその時のありのままと、限界が提示されている特別な録音と感じている。
ustreamでは充分ではなかった音質もオーディオとして耐えうるものになっている。また、収益の一部を被災地に送ることになっている。
試聴し、気に入られたコンテンツがあったら、ダウンロードして高音質で聴いてみてほしい。
よろしくお願いします。

(今回はインプロヴィゼーションのうち、聴くに耐えれそうな8タイトルを、公開します。
漸次、他の演奏も公開する予定です。)

ウォンウィンツァン
2012/01/20
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by wtwong | 2012-01-24 03:07 | essay
小出裕章氏講演会
福島2012/1/21第二部

~考えよう、わたしたちと子どものあした〜
http://www.ustream.tv/recorded/19900994

00:25:19
チェルノブイリ事故、強制避難地域、10,000平方km
15~40キュリー/km2  7,000平方km
40キュリー/km2以上 3,000平方km
40万人

福島県、13,783km2  211万人

日本の国土(北海道、本州、四国、九州)37万平方km
チェルノブイリ事故:1キュリー/km平米以上の汚染地 15万平方km
本当だったら放射線管理地域にしなくてはならない地域の広さ
本州の約六割、本当であれば無人地帯にしなければならない
いまだに565万人の人が取り残されて生活している

原子力推進派が取った対策
原発を都会には作らないことにした
原子炉立地審査指針
1.原子炉の周囲は、原子炉からのある距離の範囲内は非居住区域であること
2.原子炉からある距離の範囲内ではあって、非居住区域の外側の地帯は、低人口地帯であること
3.原子炉敷地は、人口密集地帯からある距離だけ離れていること
東京電力は東京湾に沢山の火力発電所を作りました
東京電力は自分の給電範囲から原発を追い出した
つまり福島第一原子力発電所、第二発電所を作った
福島の皆さんは東北電力から供給を受けている
東京電力は世界最大の原子力保有会社です
新潟県の柏崎刈羽
ここは一箇所で言えば世界最大の原子力発電所です
7基の原子力発電所が一箇所に立っている
東北電力の給電範囲から、長い送電線を使って東京に電気を送ってきた
その東京電力はもうひとつ原子力発電所を作ろうとしています

00:31:37
みんな知っていた
原子力発電は危険だから、都会には作ってはいけない

2000年度の「原子力安全白書」
多くの原子力関係者が「原子力は絶対に安全」などという考えを実際には有していない
にも関わらず、このうした誤った「安全神話」がなぜ作られたのだろうか、その理由としては以下のような要因が考えられる
◯他の分野に比べて高い安全性を求める設計への過剰な信頼
◯長期間にわたり人命に関わる事故が発生しなかった安全実績に対する過信
◯過去の自己経験の風化
◯原子力施設立地促進のためのPA(パブリックアクセプタンス=公衆による受容)活動のわかりやすさの追求
◯絶対的安全への願望

01:01:01
大気中に放出されたセシウム137の量の比較
IAEA閣僚会議に対して報告された日本政府の報告書
広島:8.9×10の13乗
福島:広島原爆の170倍
私はこれは過小評価だと思っている
多分広島原爆の400発分を大気中に放出したと思います

01:27:54
ついに起きてしまった福島原発事故
本当の被害の大きさは?
失われる土地
強いられる被曝
崩壊する一次産業
崩壊する生活

東京電力に何としても賠償させたい
その東京電力はなんとか自分の責任を逃れようと
なんとしても東京電力に責任を取らせたいと
ほんとうに恥ずかしいし、情けない企業だと思うけど
必ず東京電力は潰れます
必ず東京電力を潰したいと思います
絶対東京電力を潰すまで、責任を取らせたいと思う
(会場から拍手)
でも、東京電力が何回潰したって贖いきれない
いま、日本の国は東京電力を救済しようと様々な策謀をとっているけど
結局、その国家自身が皆さんの被曝を容認して、保証もしない
本当に責任を取ろうとすれば、日本の国家が倒産しても贖いきれない、そういう状態になっている

01:30:17
被曝というものはどんなものでも危険です
その事は広島、長崎の原爆被害者が、自分たちの犠牲を払って私たちに教えてくれたことです
長い歴史をたどって、沢山の人が研究しました。

その一つがBEIR-Ⅶ報告(2005年)
利用できる生物学的、生物物理学的なデータを総合的に検討した結果、委員会は以下の結論に達した
被曝のリスクは低線量に至るまで直線的に存在し続け、しきい値はない
100mSvなら安全とかいう人がいるが、そんなものはない
どんなに微量でも危険が伴うというのが、現在の学問の到達点

ICRP-2007年の勧告
約100mSv以下の線量においては不確実性が伴うものの、ガンの場合、疫学研究および実験的研究が放射線リスクの証拠を提供している
約100mSvを下回る低線量域でのガンまたは遺伝的影響の発生率は、臓器および組織の被曝量に比例して増加すると仮定するのが科学的に妥当である

01:33:14
子供を被曝から守りたい
子供を被曝から守らなければならない理由
1.何よりも子供には原子力を選んだ責任がない
私は原子力に身をおいた人間として責任がある
皆さんだって日本に54基もの原子力を許してしまった責任の一端はある
政府や電力会社は絶対安全だと言い続けてきた
それに騙されたことは仕方が無いと私は思う
でも、仕方が無いと言ってしまうと、また騙されることになる
騙されたことの責任は、私はあると思う
皆さんだってある、大人はあると思う
子供たちは責任がない
2.子供たちは放射線の感受性が高い
なんとしても子供たちを被曝から守らねばならない

01:36:00
原子力を選んだことに責任のない子供たちは放射線に敏感
放射線ガン死の年齢依存性
一万人・Svあたりのガン死数(白血病は除く)
例えば私が1Svの被曝をするというとき、私のような人間が一万人集まってくれば、合計の被曝量が一万人Svになる
皆さんは年間1mSv以上浴びてはいけないと言われている
1Svからみれば千分の一です
人数としては一千倍集めてこなくてはいけない
つまり一千万人
1mSv浴びたが一千万に集まった時、どれだけのガンがでるか
一千万人の人が30歳であったとすれば、3855人がガンでなくなる
全年齢平均3731人
子供は猛烈な勢いで細胞分裂するが、大人になってしまうと細胞分裂はしなくなる
年をとるに従い、ガンになる危険も少なくなる
55歳で49人
ほとんど被曝などしても危険をおわないでいい
逆に子供は大変です
0歳で15152人
大人の何十倍も何百倍も危険
原子力を許してきた私たち大人は、もう放射線の感受性がない
それに対して、原子力に何の責任もない子供に、猛烈な危険を持っている
なんとしても私たち大人が、きちんと自分の責任を自覚して、子供たちを放射線の被曝から守ることを、これからヤラなければいけない

01:38:39
10人・シーベルトあたりのガン死者(一人ひとりが1ミリシーベルトの被曝をした人が1万人集まった場合)
(推進派) 全年齢平均 :1人      0歳児:4人
Gofman 4人      16人

基準と予想されるガン死の発生率
(原子力推進派の危険度を使うなら、被害は4分の1になる)
平常時
一般の人々:基準1mSv/y  ガン死の発生率は2500人に一人
放射線事業者:基準20mSv/y  ガン死の発生率は125人に一人
事故時
福島事故(労働者):250mSv/一回 10人に一人
避難指示(こどもを含む):20mSv/y 31人に一人(0歳児の場合)
こういうことが我慢できるかどうか、一人ひとりが問われている

01:42:00
<子どもを被曝から守るための方策>
●本当は避難
●サマーキャンプなどの疎開

●校庭・園庭の土の剥ぎとり
除染は本当はできない
放射能は煮ても焼いても消えない
汚れを取ることいはできない
出来ることは、汚れを移すということだけ
今ここにある汚れを移す、つまり移染ですね
しかし、それにしても限られた区域しか出来ません
山を剥ぎとってどうする、そんなものは移すところはありません
日本の政府は除染すれば人々は戻れるかのような宣伝をしていますが、そんなものは嘘八百です
結局できない
でも、私はこれまで除染をしろといってきた人間
それは、子供たちが集中的に遊ぶ校庭とか園庭の土、それは必ず退けねばならない
どけたところでなくなるわけではない
どこかに移さなければならないのですが、子供たちのためにヤラねばならないと思う

福島高校校庭の土:
深さ5cmのところにほとんどの汚染があります
校庭の5cmの土をはぎ取れば、子供たちの被曝を10分の1以下に出来る

伊達市の果樹園の土:1cmのところにほとんどの汚染がある
伊達市の畑の土:8cmもだめ、耕作して混ぜてしまっているので、畑の汚染はどうしょうもない、諦めるしか無い

01:46:26●給食の材料を厳選する
地産地消はいいことですが、私はやめて欲しいと思います
子供たちにはできるだけ汚染の少ないものを与えるべきだと思う

最後になりますが、、、容認できる?
どんなに被曝量が少なくなっても危険がある
日本政府は少なくなれば容認できるレベルだと
原子力を選んだことに責任のない子供たち、放射線に敏感な子供たちに、被曝の危険を容認しろといえるでしょうか?

<一人ひとりが決めること>
【自分に加えられる危害を容認できるか、あるいは、罪のない人々に謂れのない危害を加えることを見過ごすかは、誰かに決めてもらうのではなく、一人ひとりが決めるべきこと】

私は今の国のやり方に反対です
なんとか子供たちを守るということにせめて、こういう事故をおこした責任ある大人として、その事に私の力を使いたいと思います
皆さんにも責任があると申し上げましたが、なんとか責任を果たすように、子供たちを守るように行動していただければと思います
終わります
ありがとうございました

01:52:08
一番多かった質問:この福島に子どもを住まわせていて大丈夫なのでしょうか?やはり避難するべきなのでしょうか?悩み続けています

小出教授:大丈夫という言葉をけして使わないでください、被曝ということに安全量はありません、どんなに微量でも危険が伴います、安全とか大丈夫とか、けして使っていけないのです
では、どうやって考えるべきかといえば、一人ひとりが考えるしか無いのです、皆さんから度々聞かれました、福島に住まわしていいのでしょうか?避難するべきでしょうか?それに対する私の答えは「わかりません」
被曝はさせないで欲しいと願います、被曝をすれば必ず危険だし、大丈夫だなんてことはありません
でも、避難をするということは大変なことなのです
避難をした人も生活のものすごい重みを背負っているわけだし、家族がばらばらになってしまうということを背負っている人もいるのです
いったいどっちが重いのか私にはわからない
そんな選択を迫られたくないから、原子力を廃絶したいと思った、でも出来なかった
皆さん大変だと思います
本当に切実な思いで聞いてくださっていると思うのだけど、私にはわからないんです
どれを容認できるかは、一人ひとりが判断することなのです
子どもを逃がす、あるいは家族で逃げる、その重荷をどれだけ引き受けられるか、お一人お一人に判断していただくしか無いと思います
私は低線量被曝の危険を数量的に示しました、それと避難することの重荷と、皆さんそれぞれが比較されて、判断していただくしか無い、私には答えはないのです


01:55:21
質問:除染は意味があるのでしょうか?

小出教授:先程もお話しましたが、除染は意味がありません
放射能は消えない、移すしか無いので、日本の政府が言っているような、除染すれば汚染地帯に人々が帰れるなんてことは、ありえません
単に皆さんは騙されていると思ってください

ただし、聞いていただいたように
こどもを守るために、非常に限定的に除染はヤラなくてはいけないと思います
校庭や園庭、子供がどろんこになって遊ぶような場所があるのであれば、そこの土は剥ぎ取るべきだと思います
剥ぎとったあと、どうするのかという問題があります
放射能はなくならない

どこかに移さなくてはならない
政府は双葉町に受け入れてくれといったけど
双葉町、大熊町は、もうけして帰れないと思うのです
住民の方たちには本当に言いたくないけど、帰れないと思います
そういう場所を核の墓場にしなくてはいけないと
他の場所を救うために、其の様な選択もあると思いますけど
あると思いますけど、その前にやることがあると思う
放射能物質は、東京電力のレッキとした所有物なのです
所有物は東京電力にお返しするのが筋なのです
すべての汚染物は東京電力に帰すのがいい
でもできないですね
全部の土、全部の建物が汚染されているので、出来ない
でも、やるべきことはヤラねばならない
校庭や園庭の汚染された土は東京電力にお返しするのがいいと思う
東京電力福島発電所に持ち帰らせるというのがいいと思うのですが
ただ、福島第一発電所はいま戦争状態ですから無理かもしれません
それなら福島第二発電所に持っていけばいいのです
福島第二発電所は猛烈な、広大な敷地を持っています
あの発電所を東京電力はまた再稼働させると目論んでいるようですが
自分の土地を生き延びさせて、他の土地に放射能を押し付けるなんてことは、もちろん許すことではなくて、東京電力の敷地内に汚染物を皆積み上げると、もちろん福島第二発電所は動かさないと、そのぐらいの責任のとり方を東京電力にさせなくてはいけない、私は思います
(会場から拍手)
これから原子力を考える時に大変大きな分かれ道になると思いますし
私は汚染物をとにかく、福島第二発電所を使って、ともかくそこに引き受けさせると、それでも溢れてしまうのなら双葉郡という選択はあるかもしれないけど、まずは東京電力に責任をとらせたいと思いますので、皆さんのお力をお借りしたいと思いますので、お願いします。
(会場から大きな拍手)
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by wtwong | 2012-01-22 17:25 | essay
小出裕章氏講演会~考えよう、わたしたちと子どものあした。第一部
福島 2012/1/21 第一部

<第一部・前半>
http://www.ustream.tv/recorded/19898883

地球には水がある
命が根付ける
この星は46億年前にできた
何億年経って、地球が冷え、水ができ、大気が出来
宇宙に飛び交う放射線が遮られるようになって、ようやく命が生まれるようになった
幾つかの命が絶滅した
約400年前、人類がうまれた。
何十年年前、狩りというものを覚える
約一万年前、農業を覚える
エネルギーを使う動物
200年前の産業革命から、人間は膨大なエネルギーを使うようになった
地球誕生の46億年前を460mだとすると、
人類誕生、400万年前:40cm
産業革命、200年前:0.02mm
人類が膨大なエネルギーを使うようになったと同時に、種の絶滅が急増した
人間は他の種をどんどん絶滅に追い詰めている

生き物の不思議
私たち一人ひとりのいのちの始まりは万能才能と呼ばれるたった一つの細胞です
それが細胞分裂を繰り返し、おとなになったときには60兆個の細胞になり、それぞれの細胞の固有の役割だけを分担するようになります
DNAが同じなのに、それぞれがそれぞれの役割をするようになる不思議、、、
万能細胞が細胞分裂をくりかえし、同じ細胞を作り続けていく
万能細胞の分裂があると形になって、とどまって成長していく
魚、サンショウウオ、亀、ニワトリ、豚、牛、うさぎ、人間
人間の胎児、十月十日、非常に活発に細胞分裂をくりかえしながら、人間という生き物になる
赤ん坊は活発を細胞分裂を繰り返しながら、毎日見ても面白いぐらいに成長し、大人に近づいていく
生命の成長の不思議は、遺伝情報というものに書かれています
「すべての命は、他の誰でもないその命です」
地球上の70億人の人がいると言われていますが、誰一人として同じ人間はいない
みんな違う掛け替えのないいのち

はじめはたった一つだった万能細胞が、父親と母親の遺伝情報(DNA)をもらいますが、それに全てが書きこまれています
遺伝情報はみんな違う
70億人の遺伝情報の全部が違う
それを、細胞分裂を繰り返しながら正確に複製することで、いのちを維持します
細胞の中に書くというものがあって、その中に染色体というものがある
染色体は日本の糸がからみ合って一本の糸になっている
日本の糸を結びつけているのが塩基という物質
DNAの二重らせん構造
細胞分裂、らせんがほどけながら、全く同じにほんのらせんを複製する
二重らせんになっているDNA分子の幅は2ナノ(10億分の2m)メートル、長さは合計で約1.8メートル
1.8メートルのDNAが細胞ひとつひとつにある
人間の60兆個の細胞の一つひとつにある
0.2mmの糸でDANが出来ているとすると、180kmになる
180kmの寄った糸を、ほどきながら全く同じ糸を複製していくということが想像できるでしょうか
私は神を全く信用していませんけど、まさに神業という不思議なことを、命の全てがやっている

生き物と放射線は相容れない(放射線のエネルギーの巨大さ)
細胞は分子の結合によって出来ている
分子の結合のエネルギー:数eV (エレクトン・ボルト、たいへん微小なエネルギー)
X線のエネルギー:〜100000eV (数万倍)
X線が身体を貫く時、DNAはズタズタに引き裂かれる
ほんとうに必要でない限りはX線は受けないほうがいい
セシウム137のガンマ線:661000eV(数十万倍)
わたしは先程から、遺伝情報を正確に伝えていくのが生命の不思議の核心だと聞いていただいたけど
放射線の巨大な破壊力
放射線は、遺伝情報が書きこまれていたDNAの簡単に切断する

そういう放射線がどういう危険を持っているか、ながいあいだ研究された
調べられた対象は、一番中心的なのは広島と長崎で原爆を被爆したひとたち
六十数年間にわたって調査してきた
その結果わかったことは
学問の到達点 BEIR-Ⅶ報告(2005年)
利用できる生物学的、生物物理学的なデータを総合的に検討した結果、委員会は以下の結論に達した
「被曝のリスクは低線量に至るまで直線的に存在し続け、しきい値はない」
しきい値は、それ以下は安全だ、だいじょうぶだ、ということですが、そんなものはないと言うのです
被曝というものはどんなに少なくとも危険が伴うということを報告は書いている


<第一部・後半>
http://www.ustream.tv/recorded/19899630

広島の原爆が燃えた時のウランの重量は800g
800gのウランが燃えると800gの核分裂生成物(死の灰)が出来る
100万キロワットの原子力発電所では、一年間に1トンのウランを燃やす
1トンのウランが燃えるということは1トンの核分裂生成物が出来る
311の原発事故で、その内のかなりの部分が出てきてしまった。
今現在までに福島原子力発電所から放出された放射能の量は、(大気中にばらまいたものだけでも)広島の原爆の数百発分ある
海にもどんどん流れて行っている
大気中の放出されれた放射性物質でどんな汚染が生じたか

ー汚染地図参照ー

私は放射線管理区域というところ仕事をします
放射能を取り扱うときは必ずそこに入れと決められている
そこに入ったら水を飲むことも食べ物を食べることも出来ません
タバコを吸うことも許されません
勿論そこで寝てもイケません
子供なんかを連れては言ってはいけないという場所が放射線管理区域です
私がもし、もうそろそろそこから出たいといっても、そこから出られないのです
なぜなら、私が放射線管理区域で仕事をしたのであれば、私の実験着が放射能で汚れているかもしれない、実験道具が放射能で汚れているかもしれない、私の手が放射能で汚れているかもしれない
放射能で汚れているとすると、普通の皆さんに放射能の汚染を与えてしまうことになる
管理区域から出るときは汚染がないか調べねばならないことになっている
その基準が、1平米あたり4万ベクレル
それを超えて汚染されたなら、実験着や実験道具は置いていけと言われる
もし手が汚染されていたら、薬品をつけてての皮が溶けてもいいから、きれいにしなければ出られないという
それが日本の法律


地図のブルーの区域は1平米あたり6万ベクレルに、大地そのものが汚れているのです
緑色のところは1平米3万ベクレルに汚染されている
私から見ると想像を絶する汚染
そんなところに人々がいてはいけない
私のようなごくごく特殊な人間が、ごくごく特殊な仕事のために入っていい、それが放射線管理区域
普通の人が入ってはいけない、ましてや子供なんか入っていけないという汚染がこんなに広がっている
福島県の東半分を中心として、宮城県と茨城県の南部・北部、さらに、栃木県、群馬県と千葉県の北部、新潟県、埼玉県と東京都の一部地域が、放射線管理区域にしなければならない汚染を受けた

この事実を目の前にして、国は一切の法律を反故にしてしまった
福島の皆さんを含め、もう勝手にそこに住めと
国は何の保証もしない
逃げたい奴は勝手に逃げろと
あとは諦めてそこに住めと、いうことになりました

日本は「法治国家」か?
国民が法律を破ると国家は処罰する
それなら、法律を守るのは、国家の最低限の義務であろう
日本では、一般人は年間1ミリシーベルト以上の被曝をしてはいけないし、させてはいけないという法律がある
放射性管理区域から、1平米あたり4万ベクレルを超えて放射能で汚れたものを管理区域外に持ちだしてはならないという法律もあった
福島原発事故を引き起こした最大の犯罪者は政府であり、その政府は事故が起きたら、それらをすぐに反故にしてしまった
福島の人たちも、みな放置されてしまうことになった


どちらを選ぶか
福島市は汚れているのです
福島駅の放射線量は東京駅のほぼ十倍でした
ここに住んでいる限り、皆さん被曝をするしか無い
被曝による健康被害
私は皆さんに何とか逃げて欲しいと、実は思っている
特に若い人達には逃げて欲しい
しかし、国家はなにも責任を取らない、逃げたい奴は勝手に逃げろと言っている
そういう時に本当に人々は逃げることが出来るかと、多分できないと、私は思う
仕事を捨てて別のところに行けば、生活が崩壊することになるだろうと思います
子供だけは逃がしたいと思う人は勿論いて、これまでも福島の人たちが各地に逃げて行っています
仕事をしている父親は福島県に留まるということになる
そうすると今度は家庭が崩壊してしまう
避難をすれば生活が崩壊してしまう
心が潰れてしまうということになる
本当にどっちにしたらいいのか、実は私にもわからない、そういう状態になっています

必ずやりたいと思っていることがあります
それは、子供たちを被曝から守りたいということです

原子力を選んだことに責任のない子供たちは放射線に敏感
放射線ガン死の年齢依存性
一万人・Svあたりのガン死数(白血病は除く)
例えば私が1Svの被曝をするというとき、私のような人間が一万人集まってくれば、合計の被曝量が一万人Svになる
皆さんは年間1mSv以上浴びてはいけないと言われている
1Svからみれば千分の一です
人数としては一千倍集めてこなくてはいけない
つまり一千万人
1mSv浴びたが一千万に集まった時、どれだけのガンがでるか
一千万人の人が30歳であったとすれば、3855人がガンでなくなる
全年齢平均3731人
子供は猛烈な勢いで細胞分裂するが、大人になってしまうと細胞分裂はしなくなる
年をとるに従い、ガンになる危険も少なくなる
55歳で49人
ほとんど被曝などしても危険をおわないでいい
逆に子供は大変です
0歳で15152人
大人の何十倍も何百倍も危険
原子力を許してきた私たち大人は、もう放射線の感受性がない
それに対して、原子力に何の責任もない子供に、猛烈な危険を持っている
なんとしても私たち大人が、きちんと自分の責任を自覚して、子供たちを放射線の被曝から守ることを、これからヤラなければいけない


残念ながら日本の政府は、全くそれをやろうとしない
どうすれば、こどもを被曝から守ることが本当に出来るのか、私にはよくわかりません
第二部で私が思っている方策をいくつか聞いていただこうと思っていますが、大変難しいことだと思います
ここに参加してくれている子供たちも、どうやったら被曝から逃れられるか、とても難しい課題だと思います
でも、被曝をするということはどんな意味でも危険を伴う
少しでも被曝をしないように心がけることが大切だと思います
終わります。
ありがとうございました

<質問コーナー>

子供の質問:大変単純なことなんですが、原子力発電所はなんで作られたんですが?

小出教授:大変単純ですが、難しい質問ですね
人間はある時から、エネルギーを沢山使うと幸せになれると思ってしまった
スイッチを入れればいつでも電気がつくと、皆さん当たり前に思っていますが、
日本で電気が使えるようになったのはわずか120年前なのです
その前は電気なんてなかった
でも、電気が使えるようになったら、私たちは次々と電気を沢山使いたがるようになった
照明だってどんどん明るくしたくなったし、電気製品だって山ほど使いたがるという、そういうことになってきた
人間がどんどん欲望と言うか、あれもほしいこれもほしい、便利に行きたいと思ってしまって、そのためには石炭や石油を燃やしたりやってきたけれど、それだけでは足りないと、もっともっと電気が欲しいんだ、もっともっとエネルギーが欲しいんだと、私たちは思ってしまって、ある時に私たちは原子力発電をやろうと、してしまったのです
私は実はそれは間違いだと思っているし、人間がこんな風にエネルギーがあればいい、電気があればいい、もっともっと使いたいとそう思う限りは、やがて人間は絶滅してしまうだろうなと思っているので、若い人達もどうやってこれから豊かに、環境をあまり壊さないで、生きて行かれるかということを、考えて欲しいと思っています
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by wtwong | 2012-01-22 17:12 | essay
〔 遅れた新年の挨拶と、Liveの告知 〕

皆さん、お元気ですか、、、
年が開けても、新年のご挨拶もする気になれず、そのままになっていました。
年賀状もそのまま、、、(^_^;)
とは言え、サトワミュージックの活動は、年末年始にも色々進んでいるというか、ドタバタしていると言うか、、、

●昨年7月ぐらいから取り組んでいた、映画音楽も仕上がり、昨日スタッフや関係者向けの試写会があり、なんとか私たちから手が離れ、ホッとしています。
タイトルは「東京に来たばかり」で3月にプレス試写会、5月に一般公開されると思います。
映画「純愛」のジャンチンミン監督の自伝的な内容で、倍賞千恵子さんが好演しています。
美音志くんがほとんどの音楽を制作、すばらしいかも、、、
詳細はおって告知します。

●今年5月11日、ニューヨーク、セント・ジョン・ザ・ディヴァイン大聖堂にて、<ピース・アート2012>をさせていただくことになりました。
NY在住の写真家、井津建郎氏、井津由美子氏、被災地の子供たちのケアーを続けているクレヨンネットの末永蒼生氏、江崎泰子氏、そして、中小路太志氏、ウォン美枝子と共に、NYの人々に想いを届けます。
詳細はおって告知します。

●昨年の大地震、大津波、原発事故をうけて、35回にわたりustreamによる音楽配信をしました。
その中から、さしあたり、インプロヴィゼーションの8タイトルを、DL販売することになりました。
収益の一部を被災地に送ります。
詳細はおって告知します。

●エリック・サティーの録音は、70%位すすんでいるのですが、そのまま保留になっております。
けっこういいかも!
でも、いつになることやら、、
今しばらくお待ち下さい。(^_^;)

●4月に小蕪亭で行われる、昨年4月19日に亡くなられたお母さんの追悼写真展のプリントアウトを終えました。
お母さんの微笑がすばらしい。

◎さて、今日の告知は、1月27日、2月3日のライブと、3月14日WIMのライブのお知らせです。
私がミュージシャンとして活動を始めたのは19歳の時!!
その時の音楽スタイルは新主流派的ジャズと前衛的フリーミュージック(自由即興演奏)、、、
とってもアグレッシブ(攻撃的)な内容でした。
その時のメンバーがなんと今でも一緒に演奏できるなんて、なんと幸福なことでしょう。
癒し系、穏やか系の今の演奏とは相反する内容です。
隠蔽してきた私のシャドー(闇の自己)全開にします。ふふふf
是非、聴きに来てくだしゃい!

ウォンウィンツァン
2012/01/20

***************

「白カラス」去年のライブ動画、そして、
WIMコントラバスの森泰人さんとのセッション動画がupされています!
ご覧ください♪
http://www.satowa-music.com/

***************

◆ ━ 2012年 ウォン・ウィンツァン コンサート情報 ━ ◆
---------------

★1/27(金) 東京・二子玉川 ライブハウス KIWA
【♪井野 信義 <Wood Bass> ♪白尾 恭久<S.Sax>
♪YAS-KAZ <Drums, Percussions> ♪ウォン・ウィンツァン<Piano>】
http://oasis-kiwa.com/schedule-detail/135/yas-kaz/
http://www.satowa-music.com/concert/2012-01-27.html

---------------

★2/3(金) 東京・二子玉川 ライブハウス KIWA

【インプロヴィゼーショントリオ「白カラス」】
♪YAS-KAZ <Drums, Percussions>
♪山本公成<S.Sax, ethnic flute>
♪ウォン・ウィンツァン<Piano>
http://oasis-kiwa.com/schedule-detail/136/yas-kaz4/
http://www.satowa-music.com/concert/2012-02-03.html

「白カラス」去年のライブ動画がupされています!
ご覧ください♪ (下のほうにあります)
http://www.satowa-music.com/

---------------

★3/4(日) 東京・築地 浜離宮朝日小ホール

【ホロトロピック・ワールド2012】でミニライブをおこないます 
イベント詳細↓
http://www.holotropic-net.org/event/syosai/120304.htm

---------------

★3/14(水)東京・永福町 sonorium
【 ウォン・ウィンツァン / 市原康 / 森泰人 】 = jazz trio WIM
~ Let’s Make Noise ~  ウィム一夜かぎりのライブ !

チケットぴあ・セブンイレブン・サークルKサンクス(100席・全席自由)

公演名は「ウォン・ウィンツァン/市原康/森泰人」です。
(※トリオ名のWIMではなく、アーティスト名の表記となりました)
Pコードで検索 or お申込みください。

【 Pコード 159-421】
ぴあ 0570-02-9999
http://ticket.pia.jp/pia/event.do?eventCd=1157134

WIM LIVE ~ Let’s Make Noise ~ Live詳細↓
http://www.satowa-music.com/concert/2012-03-14.html

コントラバスの森泰人さんと、ウォンとのセッション動画がupされています!
ご覧ください♪ 
http://www.satowa-music.com/
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by wtwong | 2012-01-20 23:59 | essay
原子力ムラの住人と薬物依存者とはそっくりだ。最後までコントロールできると思っている。自己正当化の理屈が狡猾。見え見えの嘘や隠蔽。シラフの時は普通の人だが、じつは人格破綻。依存を維持するために人を踏みにじる。

アル中や薬中の更生は、アルコールや薬物によって人生が破綻し、自分にはどうすることもできいことを自覚した時から始まる。それまでは肉親も配偶者も友人もどうすることもできない。見放し、見守るしか無い。それをタフラブと言う。では原発依存はどうする?

『アルコール依存症にそっくりな原発依存症』
http://amba.to/x8zkpA

<昨年8月21日の私のツイートです。ちょっと長いけど、、、>
彼らが一番恐れているのは利権構造の崩壊。その為には改ざん、隠蔽、おどし、捏造、何でもやるようですね。311以降、人間観が変わりました。この国全体そのものが病巣になっている。 RT @lilyyarn09: 原子力に限らず、ムラの連中はそれらしい理屈を作る名人。
posted at 21:41:22

RT @heartpit_hige: 彼らは恐れていますね。意識できてはいないとしても。 RT @wongwingtsan: 彼らが一番恐れているのは利権構造の崩壊。その為には改ざん、隠蔽、おどし、捏造、何でもやるようですね。311以降、人間観が変わりました。この国全体そのものが病巣になっている。
posted at 21:56:13

原子力ムラの人々を観察していると薬物依存者とまったく同じだなと思いました。彼らにとってヤク(利権、金、地位)が世界の全てです。その保守のためなら虚偽、捏造、改ざん、隠蔽、何でもやります。 RT @heartpit_hige: 彼らは恐れていますね。意識できてはいないとしても。
posted at 22:04:55

かつて私の近しい人に薬物依存の人が結構いた。だからよく分かるんだけど、彼らが一番恐れていたのはヤク(利権、地位、お金)が無くなること。ヤクのためなら、ウソ、恫喝、迎合、改ざん、何でもやる。彼らは共依存関係を中毒者どうしで作っていく。中毒状態が長引くと人格が崩壊し病的な自己中になる
posted at 22:13:13

東大卒業するほどの高学で知能も高いにもかかわらず、中毒者になると倫理観や道徳観というものが崩壊する。誰でもわかるようのな嘘をついて、バレても罪悪感など持たない。そして共依存関係は驚くほど巧妙に作られる。人間が悪いのではない。アディクション(依存症)という病気なのだ。
posted at 22:19:53

薬物中毒者が中毒者としていられるのは、彼らをバックアップしている環境があるからだ。たいていは両親であったりパートナーであったりする。バックアッパーがいる限り彼らはいつまでもヤクをやめない。バックアッパーに求められるは、愛する人を手放すこと、それを<タフラブ>と言う。
posted at 22:33:09

原発ジャンキーたちがジャンキーとしてやっていけるのは、彼らをバックアップしている環境があるからだ。その環境とは日本と法制度、つまり地域独占、発送電独占、総括評価方式など。それを内部からぶち壊そうとしたのが菅直人だった。
posted at 22:44:39

私の勝手な想像だが、実は菅直人もジャンキーたちの一員だったと思う。だが311が起きた時、あろうことに彼は総理大臣だった。何とかせねばと思った時、周りのジャンキーたちは誰も責任をとろうとしない、情報は隠蔽、ジャンキーたちは思考停止で解離状態。菅は戦慄した。このままだと日本は終わる。
posted at 22:50:06

菅直人が日本を何とかせねばと思った時、掲げたのが「脱原発」だった。これって周辺全員がジャンキーの中で「ヤク、ヤバイからやめよう」と皆からヤクを取り上げようとしたようなもの。官僚、財界、政界、マスメディアのジャンキーたちから袋叩きにされて「菅おろし」が始まった。菅はリスクになった。
posted at 22:57:41

菅直人は、利権ジャンキーたちの病的な共依存構造をどこまで解体し得たか、今すぐに評価はできないものの、多分殆ど手付かずで終わるのではないだろうか。日本に変革は起きていない。原因は?菅直人の力量?ジャンキーの結束が強かったから?それもあると思う。でも、本当の要因は結局私たちにある。
posted at 23:12:23

なぜ政治変革が起こらないのか?「国民が菅直人を支えなかったから」などと思っていない。一国の総理でも一人でジタバタしてもなにも起きない。本当の原因は、殆どの日本人はまるで日本に住んでいないからだ。日本は革命や変革というものが起きうる精神的ベースがまだ出来上がっていない。
posted at 23:25:40

私は、原子力ムラの利権構造は、まるで薬物中毒者たちの共依存関係に似ていると書いた。そこにあるのは病理だ。だが病の中にいるのは彼らだけではない。日本の国民の殆どが、それとは違う病理の中にいると思われる。なぜ国民はこれだけ踏みにじられ、虫けらのように扱われても怒らないのか。
posted at 23:30:15

推進派のツイートに「お父さんがクビになっていいなら脱原発のお話ししましょう」と書いていた。私たちは生まれて以来、常にこのような人格を踏みにじられるようなメッセージを浴びせ続けられてきたのではなかったか。家庭で、学校で、企業で、社会で、わたしたちは踏みにじられ続けたのではなかったか
posted at 23:37:36

私たちは踏みにじられてきた。「いい子ね〜言うこと聞いたら愛してあげるわ」「お前の将来のためを考えて、勉強しろと言っているんだよ」「夢なんか見てると一生を棒にふるぞ」そしてそれは「クビになっていいなら脱原発」に繋がっていく。其の様な尊厳を奪うメッセージを受け続けた人格は歪む。
posted at 23:51:49

経済成長優先の日本の社会システムの中にあって、個々人はいつでも交換可能なモノにすぎない。人格は踏みじられ、尊厳は奪われる。それが日本だ。其の様な殺伐とした社会で、人格はどうなるだろう。無気力で、意思を持たず、おびえ、うつ病、逆に切れやすくなり、現実を見ることをやめ、生きながら死ぬ
posted at 23:58:48

人は、その尊厳を奪われ、踏みにじられ続けると、病理の中に入る。離人症という言葉があるが、生きながらにして、生きていない状態だ。今、日本全体を覆っているのは、このような病理だ。革命など起こりようがない。
posted at 00:06:39

原子力ムラの利権構造や癒着は、麻薬中毒者の共依存関係に似ていると書いた。それを本質から解体できるのは、一人や二人の政治家ではない。私たち国民の意識改革なくしては有りえない。つまり離人症に陥っている、ひとりひとりの「癒し」が必要なのだ。自分の人生を引き受けることが「革命」なのだ
posted at 00:17:32

年間3万人もの人が自殺している。それも10年以上も続いている。人はなぜ死ぬのか。尊厳を奪われ、踏みにじられ続けられたからに他ならない。しかし踏みにじられていることに気づいていない人が多い。それがいつの間にか、生きることはそういう事なのだと、自分に言い聞かせ続けるからだ。
posted at 00:22:52

皆、奴隷のように押し黙り、飼いならされた羊の群れになって、そこから逸脱しようとする人を攻撃する。自分を生きようとする人を、許せないのだ。「首になっていいなら脱原発の話しよう」彼らの脅迫に屈してはならない。勇気はいるよ。でも自分の道を歩み始めれば気づく、なんて楽なんだと、、、
posted at 00:26:22
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by wtwong | 2012-01-18 23:48 | essay
昨日はパシフィコ横浜で「つながろう南相馬」の面々と再会、夕食を一緒に食べました。
http://minamisoma311.web.fc2.com/
そして南相馬で起きている様々なこと、ただただ聞くばかりでしたが、本当に大変だな〜
でも昨年9月頃に会ったときは、なんとも言えない重いものを背負っていたけど、今回は幾分明るくなったように感じました。
状況が好転しているわけではないけど、留まっていても仕方がない。
なんとか次の一歩を見つけたい、そんな気持ちが反映しているのだと思いました。

彼らは彼らなりに除染のこと、内部被曝のこと、色々勉強し、それなりに自衛や対策を立ててました。
でもマスクはしていないそうです。
「マスクをしていると落ち込むんですよ〜」とため息混じりに言っていました。
気持ちがわかるだけに何も言えなかったな、、、


彼らは子供たちを線量の低いところに定期的に行かせてあげたいと思っています。
一時的にもクリーンな所で生活すれば、内部被曝を軽減することが出来る。
でも、教育委員会が動いてくれない、と、、、

たまたま南相馬の方たちと懇意の新聞記者さんがいらして、その方からも色々お話を伺っいました。
原発事故が起きた当時のどさくさのこと。
メディアが一斉に現場からいなくなったこと。
新聞など報道が、特別な規制が働いているわけでもないのに、なぜか方向が曲がっていってしまっていること。
今の報道のあり方に対する違和感と、その事に対する自責のようなものを持っていること、などなど、、、

そして、ポロッと言っていた。
「南相馬はすこしずつ衰退していくのかな〜、いや、今のままだと、だよ、、、」
この言葉を彼らはどう聞いたのかな〜、、、

ともかく、彼らは留まっている訳にはいかないし、先に進むことによって、次に見えてくるものを求め続けなければいけない。
そして、その手がかりになるのは「対話」なのだと、、、
「対話」によって、お互いを知り、自分を知る。
そしてつながりあいながら未来を切り開きたい。

彼らはイベントを立ち上げます。
2012年2月18日と19日
「南相馬・ダイアログ・フェスティバル」
〜みんなで未来への対話をしよう〜
会場:ゆめはっと南相馬市民文化会館
参加ゲスト:加藤登紀子さん ウォンウィンツァン
http://p.twpl.jp/show/orig/JeUe6
f0236202_16233598.jpg

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by wtwong | 2012-01-15 15:45 | essay
< Conversation with people living in Fukushima and
the low radiation dose area >

「福島や低放射線量地域に住む人達との対話」

East Japan great earthquake disaster happened
on March 11, 2011.
And a serious accident happened in Fukushima
first Nuclear Power Plant.
Much radioactivity was scattered by this accident.
There is more scattered quantity than an accident
of Chernobyl.
Widespread land was polluted by radioactivity.
radiation contour map of the fukushima Daiishi accident

2011年3月11日東日本大震災が起きた。
そして福島第一原子力発電所で重大事故が起きた。
沢山の放射能がこの事故によって飛散した。
飛散した量はチェルノブイリの事故より多い。
広範囲の土地が放射能で汚染された。
<福島第1原発からの漏れた放射能の広がり>

We are worried about the health risk of radiation to
people living in the area that has low level of radiation.
(Japan's standard for radiation exposure for the
general public is 1millisievert ( mSv) per year.
Areas with more than 1 mSv/year are called "low
radiation area")
Especially, we are worried about the health of children
and pregnant women.
Children's bodies are underdeveloped and easily
affected by radiation.
They need to be evacuated from the area as
soon as possible.


我々は低放射線量地域に住む人々の健康被害を心配している。
(年間1ミリシーベルト以上の被曝を受ける地域を低放射線量地域と言う)
特に、我々は子どもたちや妊婦たちの健康が心配。
子供たちは放射能の被害を受けやすい。
なぜなら新陳代謝が多いから。
彼らはいち早く避難すべきである。

However, nothing does the government and the local
administration.
Awful money is necessary for refuge.
The government does not get a tax from the inhabitants
who evacuated.
If many inhabitants evacuate, the area will decline.
It that the government protects health and the life of
inhabitants is their original work.
However, they do not do it.

しかし、政府や地域行政はなにもしない。
なぜなら、避難にはベラボウなお金が必要になる。
行政は避難した住民から税金がとれなくなる。
多くの住民が避難すればその地域は衰退するであろう。
政府は住民の健康と命を守る、それが彼らの本来の仕事である。
しかし、彼らはそれをやらない。

The government and the local government continue
saying that Fukushima and the low radiation dose area
are safe.
Most inhabitants believe it.
They want to believe it.
It is really hard to evacuate.

政府や地域行政は福島や低放射線量地域は安全だと言い続けている。
ほとんどの住民はそれを信じている。
彼らはそれを信じたい。
なぜなら避難することはほんとうに大変なのだ。

If they would evacuate,
they have to leave their hometown
where they were born and bred.
They have to be apart from their friends, neighbors
and even from family members who decided to stay
in the area.
they have to give up their jobs.
They have to leave their homes, which still have
mortgages remaining
It is impossible for them to sell their land which lost its
value because of radioactive contamination.
Moreover, debts can't be eliminated.
With all of this, having to evacuate has caused them
much grief and suffering.

避難するには、、、
彼らは生まれ育った故郷を捨てねばならない。
彼らは友人や隣人と別れなくてはならない。
留まる家族がいれば、避難する人は彼らとも別れなくてはならない。
彼らは仕事もやめなければならない。
彼らはローンで買った家も捨てねばならない。
彼らの所有地は売れない。
放射能汚染のために値段がつかない。
しかし、ローンの借金がなくなるわけではない。
このように、避難は多くの悲しみと苦しみを生むのだ

Tokyo Electric company and the Japanese Government
want to do a guarantee amount of money to a minimum.
Or they do not want to give guaranty money.
Therefore they continue saying that there is not the
damage by the low radiation dose.
The victim may not prove it even if I suffer damage for
the radioactivity.
The people living in the low radiation dose area are the
very difficult situation.
They cannot continue living there and cannot evacuate.
They shut a heart,
With uneasiness and anger.

東京電力会社と日本政府は保証金額を最低限にしたい。
あるいは、彼らは保証金を出したくない。
そのために、彼らは低放射線量による被害は無いと言い続けている。
放射能の被害をうけても、被害者はそれは証明できないだろう。
低放射線量地域に住んでいる人々は大変困難な状況の中にいる。
彼らはそこに住み続けることもできないし、避難することもできない。
彼らは心を閉ざしている、
不安と怒りを抱えて。

Many actions are carried out in the private enterprise.
The NGO of various parts of Japan accepts refuge.
Doctors who experienced Chernobyl continue a lecture
and a study session.
If they live in the polluted place, it is necessary to study
knowledge and a technique to defend for its own
protection,
They can considerably evade it from the danger.
We want mother to know it how we protect children
from radioactivity.
It is the urgent task that we must do now.

民間では多くの取り組みが行われている。
日本各地のNGOは避難を受け入れている。
チェルノブイリを経験した医者たちが講演会や勉強会を続けている。
彼らが汚染された場所に住むならば、自衛する知識と技術を勉強する必要がある、
彼らはその危険からかなり回避することが出来る。
放射能からいかに子供たちを守るか、私たちは母親たちに知ってもらいたい。
それが今、私達がやらねばならない緊急のタスクである。

If they mask the hay fever use, it does not suck in
atmospheric radioactivity.
Tokyo University isotope research institute proved.
If they select carefully by food, they can minimize
internal radiation exposure.
Even if soil is polluted, there are a lot of plants which
do not absorb radioactivity.
The animal eating the bait which is not polluted is
all right.
The river fish understands a high-risk thing.
Mushrooms are high-risk, too.
They should choose safe food.
Still the probability that radioactivity is in
the body is big.
It is said that it takes 100 days though cesium is
drained from a body.
It is very good for summer and winter vacation
to spend it in a clean area.
It is recognized that pectin stimulates discharge of
cesium.

彼らがもし花粉症用のマスクをすれば、空気中の放射能を吸わない。
東大アイソトープ研究所が証明した。
彼らがもし食べ物を厳選すれば、彼らは内部被曝を最小限にできる。
土が汚染されても、放射能を吸収しない植物はたくさんある。
汚染されていない餌を食べている動物も大丈夫だ。
川魚は危険度が高いことが判っている。
きのこ類も危険度が高い。
彼らは安全な食べ物を選択すれば良い。
それでも放射能が体に入る確率は大きい。
セシウムが身体から排出されるのに100日かかると言われている。
夏や冬のバケーションに、クリーンな地域で過ごすことはとても良い。
ペクチンがセシウムの排出を進めることも判明している。

The communication of people living in the low radiation
dose area and people appealing for the risk is not
good now.
The local people have shut a heart to strongly overstate the risk.
At first we have to respect their choice.
With that in mind, we continue a conversation with them patiently.
Labeling and the imposition are no use.
We accept each other by a conversation.
We must grope for a course opened up from there.

今、低放射線量地域に住んでいる人々と、その危険性を訴える人々のコミュニケーションは良くない。
危険性を強く言い過ぎるために、地域の人々は心を閉ざしてしまった。
私たちはまず彼らの選択を尊重する必要がある。
その上で、私たちは彼らと対話を根気よく続けていく。
ラベリングや押し付けはダメなのだ。
対話によってお互いを受け入れる。
私たちはそこから開かれる道を模索せねばならない。

WongWingTsan
2012/01/04
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by wtwong | 2012-01-04 12:44 | essay
小蕪亭(こかぶてい)は長野県上伊那、千人塚公園にあるギャラリー&カフェだ。
http://www.valley.ne.jp/~kokabu/
私はそこで毎年コンサートをさせていただいている。
コンサートのチラシにはいつも小蕪亭のお母さんがモデルになってもらう。
そのお母さんが昨年2011年の4月19日、亡くなられた。
92歳だった。

その日、私たちは、被災地である気仙沼の知人宅でワイフの美枝子の誕生日を祝っていた。
累々と積まれた瓦礫の間をぬって行くと、少し高台だったお陰でなんとか津波から逃れた知人の家がある。
私たちはそこで、知人たちが苦労して手に入れたバースデーケーキで祝ってもらいながら、訃報を受け取ったのだ。
お母さんが亡くなった日は、ちょうど美枝子の誕生日であり、しかも私たちは被災地のど真ん中にいた。
その日は満月の次の日で、月光に不気味に照らされた薄暮れ時の瓦礫の街が、目に焼き付いている。
そのすべての事象が折り重なって、「4月19日」という日がなにか特別な意味を持って私たちの記憶に留められている。

お母さんは最期までお元気だった。
亡くなる二週間ほど前「わたし、老衰みたい」と言われて横になる。
長女の百合子さんは察して、縁者たちを呼び寄せ、最後の二週間を皆と共に過ごした。
そして、まるで寝るように自宅で息を引き取った。
子供や孫たち、曾孫たちに看取られて、苦しむこともなく幸福に旅立っていった。
私たちは20日には気仙沼から東京に戻り、そのまま千人塚公園にある小蕪亭に駆けつけた。
お母さんはまるで人形のように横たわり、皆に見守られていた。

お母さんは本当に健康で、ほとんど医者にかかるようなことはなく、西洋薬は飲まなかった。
医者から薬をもらうと仏壇にお供えをして拝んでいたという。
最後の二週間ですら、ご自身でお手洗いに行ったそうだ。
ほとんど介護というものを必要としなかったのだ。
ピンピンコロリという言葉があるが、まさに其の様な亡くなり方だった。

お母さんからはいつも笑顔が絶えることがなく、そばにいるだけで私たちも嬉しくなるのだ。
「お母さんはどうしていつも幸せそうに、ニコニコしているの?」
「さあ、きっとお父さんと、旦那様が良かったからでしょう。」
お父上も、随分前に亡くなられた旦那様も、お母さんにとても優しかったし、大事にされた。
その事はとっても大きいと思うけど、もう一つ大きいのは、お母さんは仏教系の学校を卒業されているのことだと思う。
そこで仏教的な世界観、人間観、死生観を、体の底から学んだのでなないだろうか。

人は死に方を、選ぶことができない。
どんなにピンピンコロリを望んで努力をしても、人の運命はわからない。
いつ何時、それがどのようにやってくるのか、誰にもわからない。
そのために人々は死を恐れ、不安に苛まれる。

しかしお母さんはなにも恐れているようには見えなかった。
日々を楽しそうに、編み物や、植物の手入れや、娘さんのお手伝いをしながら、過ごしていた。
いつか来るべくものを、そのまま受け入れる準備ができているように見えた。

この世界で何一つ変わらないものはない。
ならばその日その時を、ただただ生きていればいい。
何ものも嘆かず、恨むこともない。
小さなことを大切にし、小さなことを喜び、
今を生き切っていれば、それでいいのだ。
お母さんは、其の様な生き方を全うした人だったと思う。

お母さんは、私の写真の専属モデルだった。
2004年から、お葬式のその日まで、2000枚以上は写したと思う。
それでも振り返ると、写しきれた成就感がない。
一瞬の掛け替えのない微笑を、いったい何度とり損ねたことだろう。
もっともっと撮り続けたかった。

今年2012年4月19日、追悼写真展とコンサートを小蕪亭でさせていただくことになった。
お母さんの笑顔が溢れる中で、演奏するのを今から楽しみにしている。
2012/01/01

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by wtwong | 2012-01-01 21:43 | Poem