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 資本主義経済システムが、その構造原理として必ず格差を生む。その事を理論的に証明したのがカール・マルクスであり、統計学的に証明したのがトマ・ピケティーなのだそうです。私の師匠は「資本主義は必ず奴隷を生む」などと言っていました。資本主義は搾取の上に成り立っているのでしょうか。

 東西冷戦時代は共産主義革命を恐れたのか、社会保障制度を充実させていましたが、冷戦が終わり、グローバリズムとともに世界は資本の無法地帯になったようにすら思います。北欧など民主主義が発達している国では社会保障を充実させていますが、グローバリズムの台頭ともに苦悩している現実もあるようです。何れにせよ資本主義の矛盾を超えるシステムや制度は、今のところ見当たりません。

 しかし手をこまねいているわけには行きません。私達個人はどう生きるのかが問われる時代になりました。資本主義経済システムに飲み込まれたまま、どうすることも出来ない人生を歩まなければならないのでしょうか。その中で沢山の人がそれぞれの答えを模索しながら生き始めています。その一人がこのパン屋さんです。私の大好きなパン屋さん「ルヴァン」のお弟子さんだったということあって、シンパシーを感じます。彼のマルクスの説明もとっても勉強になりましたが、そして彼の考え方「自ら生産手段を持つ」ということに強く共感しました。なぜなら我が「Satowa Music」のスタンスも同じだからです。とっても解りやすく楽しい本です。

田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」 渡邉 格 http://www.amazon.co.jp/dp/4062183897/ref=cm_sw_r_tw_dp_yEEKwb1DRB2V2 @amazonJPさんから
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by wtwong | 2016-02-08 03:25 | Poem
「新しい生き方を生きる」
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そのことを決意するために、人はなんと高いハードルを超えねばならないのだろうか。
人は、出来ることなら今までの生き方で生きていたい。
今までの生き方はなんと暖かく、安心な場所だったろう。
だが、そこで生きていくことは、もうすでに、あまりにも苦しい。
もうそこでは生きていくことができない。
新しい生き方に移行しなくてはいけないのだ。

だが、新しい生き方は、未だにどんな生き方であるかわからない。
不安が強く、移行することが出来ない。
そして苦悩する。
しかし、今までの生き方では、もう生きれないということを、もう認めざるをえないのだ。
そこまで追い詰められ、それを受け入れることが出来た時、人ははじめて新しい生き方に移行することが出来る。
なんと美しい、まるで「出産」のようじゃないか、、、、
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by wtwong | 2016-02-08 03:16