老人の裸身に光乱舞
初夏にそよぐ樹間から
ちょうど斜光ゆれて
さらにあふれる水面の乱反射

湯気に煙る
スチームルームは
幽閉のしずけさ
ハーブの香り
水滴のリズム

何に煽られてか
つかれたように
激しく身悶えながら
水中歩行のチョビ髭壮年

淡クズになって
死海に浮かべば
千の痛みに耐えかね
慌ただしくタイサン

(ああ、やっぱりいいな〜〜かれは、、、)
(あじをしめちゃうと、もどれないわね)

とろけ顔に、なごみ顔
寝ぼけ顔に、ゴキゲン顔

喜びも
悲しみも
苦しみも
幸せも

何一つ留まるものはないのだから
今この時を、命がけで
感じ尽くすこと

消え果てるまで
生ききること

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