チャリティー・コンサート『祈りのトポス(場)』

チャリティー・コンサート『祈りのトポス(場)』
今、リビアや、北アフリカに起きている内戦や民主革命運動に、想いを馳せるコンサートです。

4月6日(水)午後7時 開演 (6時30分 開場)
三鷹市芸術文化センター「風のホール」
http://mitaka.jpn.org/geibun/wind.shtml

出演:ウォンウィンツァン(ピアノ) ウォン美枝子(朗読)
客演:鈴木重子(歌) 田口ランディ(朗読)
舞台監督:中小路太志
協力:YUI WORKS / MINFAPLAN
制作:SATOWA MUSIC 石井明子 Bell ウォン美音志

入場無料(予約不要)
義援金は特定非営利活動法人テラ・ルネッサンス(代表・鬼丸昌也)を通じて被災地の支援活動をしているNPOやNGOに送られます。
http://www.terra-r.jp/site/tomotsuna/

主催:SATOWA MUSIC
問い合わせ:03-3950-8634
http://www.satowa-music.com/
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人が行動を起こすとき、様々理由はあるのだろうけど、今回のコンサートに関して言えば「とても、いたたまれなくなって、ジッと出来なくなったから、自己満足と、セルフヒーリングのために、行動してみる」と言う以外にない。

いたたまれない気持ちになったのは今回だけではない。イラク、アフガン、911、天安門、、、
遡って思い起こすと安保闘争や東大紛争もそうだった。テレビに映し出される学生たちと機動隊との乱闘映像を見ながら、うろたえ、戦慄し、戸惑い、怯え、そして暗くうち沈んでいた。そして隠れるようにジッとしていた。

私は戦争や暴力に対して過剰に反応する傾向がある。過剰に反応するのは、多分、そこに私自身の心の問題が潜んでいるからだろう。しかし今、子供の頃の体験や、学校での体験に、その原因を求めていても仕方がない。そんな事はもうどうでもいい。

今、北アフリカで起きていることは、歴史的必然なのだ。世界の歴史の全体の流れを承知している人には、中東で起きている内戦や革命運動は起こるべきことが起こっている、と判るのだろう。だから私はもう戦争を止めろとは言わない。殺し合いによって決着をつけようとすることが、どんなに愚かに見えようとも、現場にいない私達にいったい何が言えるだろうか。

私達が出来ることは、許されていることは、ただただそれを見守るということ。「祈り」というものに何らかの効用があるかどうか、私には判らないし、そんな事はどうでもいいような気がする。「祈り」と言う言葉を安易に使うことも好きじゃない。でも、私たちに残された手立ては、多分もう「祈る」ということ以外にないのかもしれない。

声高に平和運動する気にはなれない。プラカードを掲げ、シュプレヒコールを叫びながらデモに参加する気にもなれない。マスメディアや報道に取り上げてもらいたいとも思わない。そのやり方を選択した人はそれをすればいいと思う。でも私には私のやり方があるのだろう。それは想いに共感したものが集まって、静かに「祈る」ということ、、、

私は本当に幸運な人間だと思う。私には音楽があるから、演奏することは瞑想であり「祈り」であるから。音楽は私を癒し、そしてそこにいる人々にも何かを届けてくれるかもしれない、私の音楽に少しでも力があるなら、、、、そして、そんな私の自己満足のために友人たちが助けてくれるだろうと思う。

「風のホール」はピアノも響きも大好きなホールだ。今まで交通の便があまりよくないので、コンサートに使うことはなかったが、「光の華」のストリングスの録音はここで行われた。参加費は無料だが、皆さんに寄付をお願いしたい。得られた寄付金は全額UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)とICRC(赤十字国際委員会)に送られる。

いちミュージシャンの自己満足に付き合ってくださる方、是非、聴きに来て欲しい。そして一緒に「祈りの場」に居て欲しい。

ウォンウィンツァン
2011/03/05
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by wtwong | 2011-03-08 21:23 | essay