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「夢の教室」ピナ「怖がらないで、踊ってごらん」

ドキュメンタリー映画「夢の教室」
http://www.pina-yume.com/

今日の午前中、有楽町の映画館で「夢の教室」を見てきました。この映画はピナ・バウシェの振付作品「コンタクトホーフ」を少年少女たちが約一年かけて練習し、舞台に立つまでのドキュメント映画です。
少年少女たちは、それぞれに難しい境遇を体験しており、それがこの映画の奥行きを作っていますが、だからと言ってその事に過度にフォーカスされているわけではありません。
でも、そのような境遇をそれぞれが抱えていて、ピナの、とりわけセラピー性が強い作品「コンタクトホーフ」に向き合っていくプロセスは、やはり彼ら一人ひとりが自分の奥底に触れざるを得ない訳で、それは見る側にも、否が応にも伝わって、それが深い感動を呼ぶのでしょうか。
映画の中盤、一人の少女が恋人を呼びつづけるシーンがあります。
「ダーリン、ダーリン」と繰り返され続けているうちに、私の内側でなにかが反応し始めていることに気づきます。
ある回路が開いちゃって、その後の映画のどのシーンにも何かを感じ、涙が止まらなくなっちゃって、いささか気恥ずかしい事態でした。ww
この何度も名前を呼び続けるのを見て、思い出すのがプライマル・スクリーム療法です。
あのジョン・レノンが体験して有名になりました。
「マザー」というレコードでやっているので、ご存じの方も多いかもしれません。
「声にして出す」あるいは「体を動かして表現する」が、いかに私たちの魂に繋がる行為であることでしょう。
さて、この映画が私たちの伝えたいのは、そうピナも言っています。
「怖がらないで、踊ってごらん」
ただそれだけ、、、、
by wtwong | 2012-03-21 23:24 | essay