人気ブログランキング |

<311の意味>

<311の意味>
<311の意味>_f0236202_3492961.jpg

あれから5年が経ちました。
その年月の流れは、それぞれにとって何だったのでしょう?
「311」という言葉は、それぞれの特別の思いと、苦しみを含めて、決して終わることのない言葉です。
「311」は、あれから5年が経ち、そして永遠に続く、、、、

あの時、どうして良いかわからないまま、私はピアノに向かいました。
私が「サトワより祈りを込めて」と題し、Ustream配信で、ピアノのソロコンサートを始めたのは、3月16日でした。
はじめてのライブインターネット配信でしたが、息子のサポートのおかげで、なんとかライブ配信は始められました。
それは逃避だったのかもしれないし、修行だったのかもしれないし、人々と繋がっていくための縁としての音楽だったのかもしれないし、そして祈りだったのかもしれない。
「毎日、誰ともしれない人々に向かって演奏を続ける」ただそれだけが音楽家としての自分自身に課したことでした。
そしてそれは始められた。
毎日、見えないオーディエンスに向かって演奏し続けること、結局それは私自身をヒールすることであり、ヒールする向こうに見えてくる自分自身を確信することでもあったように、今は思います。

そしてそれが50回ほど続いたある時、それはとても自然に終了しました。
何人かの友人が私の体力や健康を気遣ってくれました。
確かにコンサートをすることは身体的にも精神的にも消耗することではあります。
でも、なんと50夜も続けることが出来た。
そして、それは心地よい消耗と、一つの確信のようなものがあって、私は演奏することを終えられました。
なにかとっても自然に終えられたんだと思う。
そしてエンディングには「これで毎晩のユースト配信を終えます」とさえ言わないぐらい自然な終わりだったように思う。

そして、あれから5年の歳月が経って「いのり」は終えられたのだろうか?
私にはとてもそのようには思えない。
福島は、、、
東北は、、、
辺野古は、、、
そして世界は、、、、
そして、それぞれの家族は、、、
私の魂の奥底では、今でも「いのり」は続いているのです。
そして、またいつでも、どのような形かわからないけど、誰ともしれない聴衆に向かって、ピアノの前に向かいたい。
「毎日、この世界の命たちに向かって、演奏し続ける」それだけが私がこの世に生を受けた意味なのかもしれない、、、
by wtwong | 2016-03-11 03:49