Primal Music Meditation2017-03-05

今日一日、ワンデーワークショップでした。
Primal Music Meditation(PMM)は昨年から始めた、主に音楽家を対象にした、総合的なワークショップです。
今回で三回目、全員リピーターでした。
はじめは軽いヨガ体操から、そのままタッチングに移行。
タッチングとは触れ合うこと、、、
欧米人と違って、私たちは日常で、お互いに触れ合うことは、習慣的にありませんね。
でも、タッチング・コミュニケーションはとっても大事。
それこそ原初的な情動に触れ合うことが出来ます。
タッチングによって、幸福物質と言われるオキシトシンが分泌されることも知られるようになりました。
つぎに、皆さんに「音楽の至高体験」の経験談をシェアしてもらいました。
音楽に関わるもの、演奏者も、聴衆も、至高体験を経験していいる人は、本当に多くいます。
その体験は、本当に掛け替えがなく、それは命を揺さぶり、生きることの意欲を取り戻します。
その後ちょっとしたサウンドワーク、、、
それぞれの持ち寄った楽器、そして声で即興的なアンサンブルです。
午前中ということもあって、まだ、ちょっと、硬かったかな、、、
お昼ごはんは、主催の大島厳くんの奥様のベジタリアン手料理!
ふっくらとして玄米ご飯に、ベジタリアン・ラタテューユ!
八朔やパクチーのサラダ!!
そして、フィリピン伝統のスイーツ!
美味しかった〜
さて、午後イチのワークは「見放さないで〜」のワーク!!
これはフロイトの弟子だったメラニー・クラインの対象関係論をベースにしたワーク。
こんな風に言うと大したものに感じるけど、じつにプリミティブ、シンプルなワークです。
でも、その効果はとっても大きい!
参加者全員が、無意識の根源に覆い隠されていた、母親の愛情の希求に目覚めます。
そして、そのワークはそのまま「別れ」のワークにつながっていきます。
母親の懐に抱かれた魂も、いつか母体から旅立たねばなりません。
そして、最後はまた即興アンサンブル・セッション!!!
午前中のセッションとは打って変わって、美しい音の波が、スタジオ全体を包みます。
みなワークで開放されたのか、一つ一つ、音を紡いでいます。
カンテレや、ライヤー、三味線、カリンバ、ベル達、エスラージ、フルート、そして歌声、、、、
ああ、なんて美しい瞬間だったことでしょう。
この瞬間のためにワークがあった。
今回も参加、ありがとうございました。
by wtwong
| 2017-03-05 21:48