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新年のご挨拶(新しい気づきへ)ウォンウィンツァン

<新年のご挨拶>

(新しい気づきへ)

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2020年元旦

明けましておめでとうございます。

この2020という数字の並びに、何か新たな展開が始まるのではと、不思議なワクワク感を感じるのは私だけではなさそうです。


昨年は多くの方から一方ならぬお世話になり、心から感謝を申し上げます。

私が1990年から始めたコンサート活動の中で、昨年が一番多く演奏させていただいたと思います。

それだけお世話になった方が多いということですが、なかなかちゃんとお礼をしていないのが、心残りです。

この場を借りて、お礼申し上げます。

ありがとうございました。

加齢と共にますます不義理をすることになると思いますが、何卒ご容赦いただきたく、よろしくお願いします。


さて、各地にツアーする様子をなるべくFacebookにアップするようにしていますので、いかにも多忙に働いているように見えてしまい、多くの方から健康を気遣って頂き、恐縮しています。

私は不思議に元気です。

70年の人生の中で今が一番健康感があるのです。


演奏すること、そして多くの方達と交流すること、それらから私にとってどれだけエネルギーをもらっているか分かりません。

打ち上げがまるでワークショプのようだとおっしゃる方が多くなりました。

コンサートやイベントの後、皆さんが心を開いてお話しくださいます。

私にとって人々の魂の肌に触れさせていただくことが、何よりものプレゼントなのです。

本当に私の職業はラッキーなのです。


昨年はワークショップも数回行うことができました。

ワークショップはコンサートよりエネルギーを必要とします。

それでも、参加者の大きな変容を目の当たりにすることは、インストラクターの役得です。

参加者に共感し、泣き、笑い、叫び、抱擁し合う中で、私の魂がどんなに成長させてもらうことでしょう。

本当に感謝です。


昨年は個人的にも大きな気づきがいくつかあり、ますます開放度、癒し度が上がっていています。

それらの気づきは、もちろん意識の深いところで求め続けてきたものであるわけですが、なにかの拍子に、なにかの出会いや、フッとしたキッカケで、まるで結ぼれていた謎が解けるような、とっても不思議な体験でした。


改めてブログに書くつもりですが、触りだけ箇条書きしてみます。


1、その一つは過去の記憶に関して、、、、

瞑想を長年やっていると、自分を今ここにいること(Be Here Now)を割とすぐできることです。

しかし、日常意識の中でやってくるフラッシュバックには抗することが出来ません。

油断しているとやってくる過去のネガティブな記憶にどう対処するか、それは長年のテーマでした。

それが昨年、山川亜希子さんとのコラボの時、あるヒントがやってきて、それを実践していたら、いつの間にかフラッシュバックが起きなくなっていたのです。


2、意識にはいくつかのレベル(次元)があると、私はブログやFacebookでお話ししていたかもしれません。

それはせいぜい4つのレベル(次元)です。

それらを混同することなく、それぞれの生き方があると、、、

パーソナルな次元、リレーショナルな次元、ソーシャルな次元、そしてスピリチャルな次元、、、

それがもっとあることに気づいたのです。

それは先日亡くなられたラム・ダスからもらったインスピレーションでした。


3、自我の成長というのはなんだろう、どこまで行くのだろうか?

限界はあるのか?という疑問です。

それらの段階的な成長が、実はリニアーに進んでいくものではなく、まるでロシア人形マトリューシカの様に成長して行くということに気づいたのです。

私たちの意識の中には生まれたばかりの自分、幼児の自分、少年期の自分、という様に、どの成長段階の自分を捨て去るのではなく、入れ子人形の様に、包括する様に、包摂する様に成長していくのだということに気づいたのです。

心理を勉強されている方には当然の理かもしれません。

でも、その理がよりリアルに様々な自我的な意識を解析する上で理解できる様になったのです。


4、そして70年の人生を振り返って、様々紆余曲折しながら、自分がなにを求めていたのかがわかる様になってきました。

それは、一言で言えば「どんな人にも自分自身、あるいは本性がある。

人生は、自分自身が自分に出会い、自分に重なるための、冒険の旅だった。

誤った自己イメージを脱ぎ捨てて、自分自身になる旅だった。

そしてそれは私にしか歩めない固有のプロセスであって、誰に教わることもできない、暗中模索の旅だった。

そして今、自分が自分に重なった時、そこに自ずとやってきたのは開放と自由、そして幸福だった」ということです。


私は単にラッキーな人間、幸運な人生を歩んでるだけでしょうか?

私に起きたことは、他の人に共有できるではないか、そう思っています。


さて、端よって書きましたからわかりづらと思います。

そのうち、じっくりブログに書きたいと思っています。


昨年は新しい家で、孫娘と戯れる時間も増えて、なんともおじいちゃんはデレデレの幸福感です。


今年は「目撃にっぽんのテーマ曲」などためていた曲をCD化する予定ですし、2017年浜離宮朝日ホールでの飛鳥ストリングスとのライブレコーディンCD化など、やりたいこと目白押しです。

まあ、歳も歳ですから、のんびり、でも80歳までは頑張りますので、今年も、皆さん、何卒よろしくお願い申し上げます。

そして、皆様におきましても、そしてこの世界の全ての人が、本当の自分自身でいて欲しいと、心から祈っています。


ウォンウィンツァン

2020/01/01



by wtwong | 2020-01-01 22:26 | essay