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<自分自身との繋がりを取り戻すコンサート>


<自分自身との繋がりを取り戻すコンサート>

 さて、「おきらくゴロゴロコンサート」という、ちょっとおフザケなタイトルの小蕪亭コンサート、無事終了しました。
二日間、それぞれに8人ずつ、都合16人という、お客様にとってとっても贅沢なコンサートになりました。www

 なぜ「ゴロゴロ」なのかと言うと、ヨーガの最初のポーズと云うかムーブメントが、身体をゴロゴロさせるからなんですね。
つまり重力で内蔵をマッサージしてあげるわけです。

 最初に初級のヨーガや呼吸法をして、すっかりリラックスしてから、それぞれが自由な格好で音楽を聴く、というよりは音楽を体感するコンサートなわけです。
座っている人はもちろんいるし、寝てる人、瞑想する人、そして踊っている人もいました。
二日目のコンサートでは、タッチングワーク、つまり二人一組になって、マッサージ大会までやってしまいました。
いや〜〜 皆さん、心底リラックスしてらっしゃいました。www

 このようなワークショップ形式のコンサートは、随分前から時々やっていました。
一番最初が水輪というところで、素敵なスペースでした。
その後、年に一回から二回のペースで、様々な場所で続けていましたが、コロナのこともあり、しばらく休止していました。

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 そもそも、なぜそんなコンサートをするようになったかと云うと、演奏者とオーディエンスの間にある境界線を超えたかったのです。
どうしてもコンサートというのは、ステージ側と客席側との間に見えない境界線があって、それが取り除けないんですね。
それが嫌で、一時期ステージの上にお客さんに上がってもらったりして、それはそれでとても好評いただきました。

 でも普通のコンサートではそこまでが限界で、ヨーガをやったり、寝たり、踊ったりするすることは叶いません。
コンサート会場はそのようには作られていないから、、、
なので、やはりやはりワークがやれるようなスペースが必要で、その意味では小蕪亭は最高のシチュエーションです。

 そのようなコンサートと、普通のコンサートのどう違うかといえば、オーディエンスも、かくいう私も「自分自身に繋がって、その場所にいる」ことができるということですね。

 自分自身に繋がっている、自分自身のママ、在るがママ、なすがママ、きゅうりがパパ、、、、

 実はほとんどの人は普段自分自身に繋がっていないし、その事に気づいていない。
日常の些末なこと、いままでのストレスや疲れ、未来への気遣いと不安、トラウマや自己規制、、、、
しかし2〜3時間のワークショップ的なコンサートを体験して、初めて自分自身につながっている感覚を思い出す。

 参加してくださった方が異口同音に私に、自分自身に繋がった素敵な体験を報告してくれました。
皆本当に晴れやかになって、明るくなって、何か今まで取り憑かれていたものが何だったのか?みたいな顔されていたのがとっても嬉しい。

 また来年も自分自身に繋がるコンサートを、小蕪亭や、他のところでもやりたいな〜〜
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