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<アール・ブリュットの思い出>

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昨日の色彩学校はアール・ブリュットがテーマだった。
カラーセラピスト末永蒼生さんと江崎泰子さんのレクチャーは、とっても勉強になった。
彼等はアール・ブリュットを「個々人の心が生き延びるために必要な行為としてのアートである」と言う。
この世界は掘り下げるととっても深い。
私たちはそんなアートに、人生の様々な局面で、意外と多く出会っている。
レクチャーを聞きながら、私は小学4年の頃、ひたすら迷路を描いていた友人を思い出した。
私も興味を持って、彼に競うように迷路を描いた。
でも彼のほうが圧倒的に量が多かった。
彼の迷路を描くその集中度はちょっと尋常ではなかった。
そしてある時、彼は学校からいなくなった。
その後の人生で、なぜか時折、彼のことを思い出すのだ。
彼のことを思い馳せながら、彼に起きたことが何だったのか、心理学を学ぶ中で思い当たることがあった。
そんなことを思い出しながら、あの頃のように迷路を描いてみた。
でも、こんなもんじゃなかったけど、、、


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by wtwong | 2018-01-22 16:45
<コア・ビリーフ(核となる信念)の壁>
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 私なりに社会問題や政治問題にコミットする中で、この数年、どうしょうもなく動かしようがない壁に突き当たってしまった。
それは社会問題なり、政治の不正なりをどんなに告発しても、社会全体としては盛り上がらない。
無関心、不参加が横行していて、どうしょうもない苛立ちと無力感を持たざるを得なかった。

 そして、私の関心はこの社会全体の心理、集合意識、道徳心理学などに移行していった。
なぜ彼等は動かないのか?
なぜ彼等はかくも防御的で、変革に対して拒否的、臆病なのか?

道徳心理学や社会心理学では、その答えを「集団選択」や「ナルシズム」あるいは「未熟な自我」「嗜癖」といった、人類のDNAや、共同幻想などに見出した。
そして最近、脳科学の世界では「コア・ビリーフ(核となる信念)」の問題として解き明かし始めている。
人間の脳は「物理的な危険」も「知的な危機」も同じ反応を引き起こすことが判ったのだ。

 つまりは、そう簡単には、人は鎧を脱がない、、、
勿論、個々人のパーソナルな問題でも同じことが起きている。
つまりアイデンティティーの崩壊を人は極度に恐れる。

 さて、ここまで来て、では、どうしたら良いのか?
どうやって社会変革が起きうるのだろうか?

 私たちは積極的に彼等を変えることは出来ない。
それはイソップ物語の太陽と風の逸話と、答えは同じ、、、
コア・ビリーフを壊そうとすればするほど、防御は固くなるだろう。
彼等(学者たち)の答えは結局は「待つしかない」ということになる。

 私たちは太陽のように、彼等を暖かく照らしながら、鎧を脱ぐまで、根気よく待つしかないのだろうか、、、
それまでに、人類全体が「ポイント・オブ・ノー・リターン」を超えないことを祈りながら、、、

コア・ビーフについての解説、日本語訳

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by wtwong | 2018-01-12 21:44 | essay
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<生誕100年 ユージン・スミス写真展>
東京都写真美術館
2017.11.25(土)—2018.1.28(日)

今日は、東京都写真美術館で行われているユージン・スミス展を見に行きました。
フォト・ジャーナリストとしての生涯の仕事を、年代順に網羅してあり、とっても分かりやすかった。
水俣やシュヴァイツァーなどの仕事、また「楽園への歩み」などは知っていましたが、トータルに見るのは初めてで、写真家の歩みの中で、どのように変遷したのか、とても興味深かったです。
享年59歳とはいえ、生涯にわたる仕事の量は半端なく多い。
知られている写真が今回の展覧会には見当たらなくて残念。
逆にあまり知られていないすばらしい写真も数多くあり、うれしい発見がありました。
普段見ることがないオリジナルプリントの素晴らしさにため息です。
ユージン・スミスという日本に縁が深い写真家を知る入り口に立てるということでは、今回の写真展はとっても良かった。
またユージン・スミスの言葉はとっても含蓄が深く、表現者の信念、執念、気概を感じさせてくれます。
今月28日まで、ぜひ〜〜



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by wtwong | 2018-01-10 19:56
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<生誕100年 ユージン・スミス写真展>
東京都写真美術館
2017.11.25(土)—2018.1.28(日)

今日は、東京都写真美術館で行われているユージン・スミス展を見に行きました。
フォト・ジャーナリストとしての生涯の仕事を、年代順に網羅してあり、とっても分かりやすかった。
水俣やシュヴァイツァーなどの仕事、また「楽園への歩み」などは知っていましたが、トータルに見るのは初めてで、写真家の歩みの中で、どのように変遷したのか、とても興味深かったです。
享年59歳とはいえ、生涯にわたる仕事の量は半端なく多い。
知られている写真が今回の展覧会には見当たらなて残念。
逆にあまり知られていないすばらしい写真も数多くあり、うれしはい発見です。
普段見ることがないオリジナルプリントの素晴らしさにため息です。
ユージン・スミスという日本に縁が深い写真家を知る入り口に立てるということでは、今回の写真展はとっても良かった。
ユージン・スミスの言葉もとっても含蓄が深く、表現者の信念、執念、気概とか感じさせてくれます。
今月28日まで、ぜひ〜〜




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by wtwong | 2018-01-10 19:56