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<The World is Oneness>

(新型コロナウイルスの「意味」)


ようやく、何かが、見えてきたような気がします。


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 中国の武漢で、最初に感染したのは、たった一人でした。

新型コロナウイルスの感染者0号です。

それがまたたく間に世界全体に広がったのです。

ほんの数ヶ月の間にです。

そして今現在、世界はウイルスの脅威にさらされています。

医療崩壊という聞きなれない言葉は、圧倒的な患者の数に対応できずに、命を落とす人が多数出ることです。


 この現実に多くの人が驚いていることでしょう。

しかし思い出してください、、、、

スピリチャルな人たちが長年言い続けてきたことを、、、

そう「世界はOneness」だと、、、

図らずもウイルスはそのことを証明してくれました。


 あらゆる次元において<世界はひとつ>なのだと、今回のことで、私も再び気づきました。

「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」という宮沢賢治の言葉を、一体誰が本気で信じたでしょうか、、、

この言葉は逆の意味でも、また心の問題だけでなく、リアルな現実の問題としても、真実だったのです。

もし、世界のどこかで未知の感染者が現れたら、それはもしかしてあなたの感染に繋がるかもしれないことを、私達は今リアルに体験しているのです。


 それは、日本の衛生事情がどんなに優れていようとも、どこかの国の、どこかの片隅が不衛生で、ウイルスの温床になっていたら、それはいつでも脅威になりうるのです。

つまり、防疫は一国だけの、一地域の問題ではなく、世界全体の問題なのです。


 一国だけが良ければ、世界の片隅の感染者など、どうでもいいというふうには、もうならないぐらい世界は一つになりました。

それが本当のグローバリズムの意味ではないでしょうか。

世界全体が、お互いの信頼関係を育み、物質的にも精神的にも分かち合わなければ、いつでも今回のような脅威に見舞われる可能性があるということ、それが今回のコロナショックが私たちに示したことです。


 逆に、もしあなたが感染者になったら、あなたは世界に脅威をもたらすかもしれない。

世界は一つだと信じているのであれば、想像してください。

あなたが無症状キャリアになって、世界の誰かを不幸にするかもしれないことを、、、

今回のウイルスは、高齢者や基本的な疾患をもっている人にとっても過酷です。


 私達の想像力は、実に脆弱で、限界があります。

東京に100人の感染者が出たとして、それがパンデミック(感染爆発)直前なんだと、誰が想像できるでしょう。

外に出れば、爽やかな風と、温かい陽の光、桜の花びらが舞う公園をウォーキングしていると、世界が最も難しい局面に遭遇しているなんて、誰が想像できるでしょう。


 しかし、感染症の専門家たちは、必死になって警鐘を鳴らしています。

あのクルーズ船のドタバタを思い出してください。

感染症の専門家を追い出し、封殺したために何が起こったでしょう。

私達は彼ら、専門家たちの言葉を信頼するということが必須な時代に入っています。

宇宙船地球号の舵取りは、もう私利私欲の政治家や資本家に任せられる段階はとっくに終わっています。

少なくとも、今回のウイルスの脅威を脱するために、謙虚に彼らの言葉に耳を傾ける必要があります。


 彼らは私達に訴えています。

「どうか二週間、14日間、家に閉じこもってください」

要望はこれだけです。

そうすれば、ウイルスに感染することもなく、また感染したとしても、誰かに感染させることなく、あなたの免疫力と回復力でウイルスは死滅します。

ですから、国や行政からの規制でも、要望からでもなく、自らそれを自分に課してほしいのです。

私の友人の何人かは、自主的にロックダウン(自主隔離)を実施しています。

彼らは<世界はひとつ>で有ることを、本当に理解している人たちなのです。


 しかし、たったの二週間とは言え、あらゆる活動、特に経済活動を押しとどめることは、容易なことではないでしょう。

3月の自粛により、どれだけの中小企業、フリーランス、個人が経済的に追い詰められたことでしょう。

さらに4月に入ろうとしている今、東京はロックダウンの可能性があることを都知事が言明しました。

一体どれだけの犠牲を払うことになるのか、国や行政はどれだけ理解し、把握しているのか、甚だ心許なく感じている人は多いでしょう。

家賃や光熱費、ローンの支払いは、牛肉券やお魚券では払えません。

私たちは強く行政に働きかけていく必要があります。

信頼できない行政機関を持った国民は、なんとも悲惨です。


 だからこそ、私たちは今回のコロナ騒動をきっかけに気付かねばならないことがあります。

「経済活動」とはなんなのか、、、

わたしは経済学者ではないし、十分勉強しているとは言えないので、わたしが語るべきことではないですね。

でも、はっきりわたしが知っていることがあるとするなら、世界の人々が働くのをやめたとしても、十分な富はあるということ、それらの富は世界の人口の約1%未満の人が、独占していること、それらの格差をいかになくすか、富の分配をどうするか、それだけで問題は解決されてしまうだろうこと、、、、


 もう一度思い出して欲しいのです。

<世界はひとつ>

すべての人はこの世界に繋がっていて、世界の片隅にいる命を蔑ろにすることは、その結果としてそれは自分の問題に帰ってくるということ、、、

この二週間の自主的な自宅待機が、この世界を救うということ、、、、


 私たち人間は、社会的存在です。

人に会うこと、触れ合うことはとても自然なことです。

でも、今回のウイルスは、そんな人間的な側面を利用して広がっています。

コンサートも終われば、サイン会があり、握手をし、時にはハグもし、一緒に写真を撮るのが、自然なことでした。

でも、今はそれをしないことが、むしろ相手に思いやることになっています。

人間は距離を取られると、例えば握手やハグを拒否すれば、避けられている、嫌われていると思われてしまう可能性があります。

そんなふうに相手に思われたくないので、私もついつい握手したり、写真を一緒に撮られたりしています。

それは私の音楽を愛してくださっている方たちへの、お返しであり、私からの感謝の気持ちだった。

でも、今は、それをやらないことが愛なのだということを、お伝えしておきたいのです。

私もとっても辛いのですが、それが今求められている社会的距離の持ち方なのです。

是非ご理解ください。


 私は3月に入ってから、試行錯誤しながら、自宅から音楽をインターネットを通して配信を始めました。

以前、2011年3月11日以降、わたしは約二ヶ月にわたって、自宅スタジオから音楽配信を続けました。

東日本大震災と、それに続く原発事故を受けて、居ても立っても居られない気持ちから、音楽家としてやれることをやらねばという、それなりの使命感を持って続けました。

そして今回、あの時と同じ、或いは、また違った面持ちで、インターネット配信を始めることにしました。


 音楽は、祈りであり、魂からのメッセージでもあります。

インターネットは、ウイルスと同じように、世界がつながっていることを思い出させてくれます。

先日の配信では、中国やシアトルの隔離生活をされている方からのメッセージもありました。

世界はひとつです。

自宅のスタジオという、最も小さなスペースから、全世界に向けて、わたしは祈りと想いを発信しているのだという気概を持っています。

それが音楽家としての、ロックダウン(隔離生活)で出来ることだと信じています。


ブッダの一番好きな言葉があります。

自灯明 法灯明

(自己を灯火として生きよ、宇宙の摂理を灯火として生きよ)

皆さんにおきましても、社会内存在であるとともに、宇宙存在として、ご自身の生き方を満喫されることを、祈念しています。

ありがとうございました。


ウォンウィンツァン

2020年3月27日


by wtwong | 2020-03-27 22:32 | essay