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「脱原発に方向転換されては、従業員の生活が困る」電力労組、民主議員に組織的な陳情
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どんな人も、自分が働くことによって、他人が喜ぶ顔を見たいものです。
しかし電力会社の従業員の皆さんは、他人の犠牲の上で成り立っている生活しています。
それでいいのでしょうか。
搾取ではなく、日本の将来に貢献し、自分たちの将来も安心して働ける、新しい電力事業に変革する時が来たと、考えることはできないでしょうか。

被曝による危険の中で低賃金で働くウラン鉱山の労働者。
原発ジプシーと言われている労働者たちも散々ピンハネされていて、使い捨てられれている。
原発立地の地域住民は分断され、家庭崩壊したり、故郷や仕事の誇りをもぎ取られ、まるで麻薬患者だと言われています。
処理方法も決まっていない放射性廃棄物の危険は何十万年と続き、未来に大きな負債を残している。
不必要に過剰に払わされている電気料金や税金。
隠蔽や改ざん、プロパガンダをせねば続かない原発運営。
今回の福島第一原発事故を顧みれば判るように、ひとたび事故が起これば誰も止めることが出来ません。
飛散し続けている放射能汚染によって様々な悲劇を起こし、不安と怒りを日本中に振りまいている。
べらぼうな補償金額は結局国民の税金に頼らざるを得ない。
保証されない被害者もいっぱいいます。

放射能汚染で故郷や仕事から追われた人々は、いやがおうにも新しい生活を始めています。
電力労働者の皆さんも、あるいはそうするべきなのかもしれません。
あるいは、日本の将来に貢献できるような、皆に喜ばれるような、安全で持続性のある非枯渇エネルギーによる電力事業に力をそそぐべき時が来たと、私は思うのです。

未曽有の原発事故を体験し、今までと同じやり方が通用するわけがないことを、本当は気づいているはずです。
犠牲や搾取の上に成り立つのではなく、人々に役たち、日本にとっても電力従業員にとっても、将来、安心して続けられるような電力事業のあり方を、自分たちに嘘をつかずに、本気で考えて欲しいと、私たちはセツに願っているのです。
電力労組の皆さんへ、喜びの電力事業の創出を、、、_f0236202_3512539.jpg

ウォンウィンツァン
2011/12/02